交流誌生活創造のM

ここでしか読めないエピソードを多数収録

長谷工シニアグループには、自分らしく歳を重ねながら生活する人、生きがいをもって働く人がたくさんいます。今回の「生活創造のM133号」では、そんな素敵な入居者・スタッフの「活き生きの原動力」を探ってみました。

素敵年齢は、ご入居者がお手本


「喜んでほしい」その気持ちが原動力

「センチュリーシティ常盤台」にお住まいの八木光生さん(88歳)は役者・声優として約六十年間活躍。これまで数多くの作品に出演してきました。

八木さんは自身の幼少期について、「父が国語教師だったこともあり、言葉に関しては厳しく教育を受けました。小学校の授業参観では先生よりもなめらかに教科書を読むことができたので、誇らしかったですね! 今思えば、その経験が役者の原点です」と当時を振り返ります。

まさに言葉と共に人生を歩んできた八木さん。現在もホームで入居者に向けて朗読を披露しています。五月には、近隣の「マハヤナ第二保育園」を訪問し、園児たちに朗読劇を披露することになりました。ホームと保育園は以前から交流があり、園児が遊びに来てくれることはありましたが、入居者から出向くことは初めての試みです。「いつも私たちを楽しませてくれる子どもたちに喜んでもらいたい!」という思いで、八木さんが劇全体の監修と「桃太郎」の朗読を買って出ることに。他の入居者による「鬼のパンツ」のコーラスと、スタッフによる紙芝居や寸劇を交えて、小さな園児が飽きずに目と耳で楽しめるよう工夫を凝らしました。

当日は入居者八名、スタッフ六名で保育園を訪問。約一カ月間、毎日練習を重ねてきた成果がでて、子どもたちから「楽しかった!」「また来てね!」という声が沸きあがりました。

役割を持ち続けること

八木さんとともに今回の訪問を企画してきたスタッフの山本万里と荻田ヨシ子は、「訪問までの間、八木さんはもちろん、入居者一人ひとりがコーラスの楽譜を眺めて自主練習をしたり、保育園の階段を昇れるよう足上げ運動を行ったりと、日々準備をされていました。それぞれが役割を持ち、『子どもたちのために!』というやる気に満ち溢れていましたね」と話します。

「相手を喜ばせたい」という気持ちが生み出すパワーを実感した、今回の保育園訪問。暮らしの中で役割を持つことは、活き生きの秘訣と言えるでしょう。無事大役を果たした八木さんは、「次回はどうする?」と、次の企画を計画中です。


入居者による朗読劇にじっと聞き入る子どもたち


劇の後は園児と交流。その愛らしさに思わず目が潤む八木さん(写真右)

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