長谷工シニアの住まいと介護

社長コラム

口腔ケアの大切さ、知っていますか?

こんにちは。浦田です。

私が参加する、せたがや福祉100人委員会「最後まで在宅」部会の活動報告です。
 
世田谷ボランティア協会で「あわや歯科医院」の粟屋 剛先生に講師をつとめて頂き、
「口腔ケアの大切さ、知っていますか」と題した出前講座を実施しました。
 
今回先生のお話を伺っていてとても怖いと思ったものは<不顕性誤嚥(ふけんせいごえん)>です。

もし嚥下(えんげ=飲みこみ)機能が低下して、誤嚥を繰り返すようになったら、食事を口から摂らずに胃ろうなどから栄養を摂ることになります。食事で口を使わなくなると、口腔内の清掃をあまりせずに放置される場合があります。口腔内の細菌は、食べ物が口を通るか否かにかかわらず繁殖します。そんな細菌を含んだ唾液が本人が気づかないうちに気管内に流れ込んで肺炎が重症化しやすくなるのだそうです。むせないため分かりにくく、ある時に気づいたら、肺が真っ白ということの原因が良くわかりました。

口を使わなくなってしまうことで起こる「廃用性症候群」の状態も写真で見せていただき、大変怖いと思いました。

かつて自分が入院した時に、約ひと月も胃腸が使われなかった後の回復の遅さを思い出し、身体機能を使わないことの問題や「口腔ケア」と「嚥下」についての大切さを改めて実感しました。

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◎ 不顕性誤嚥(ふけんせいごせん)
 睡眠中に細菌が混じった唾液が気道に流れ込むことでかかる病気。口腔ケアが疎かになりやすい要介護者の罹患率が高い。
◎ 廃用性症候群(はいようせいしょうこうぐん)
 安静状態が長期間続くことによって起こる心身機能低下状態のこと。

あわや歯科医院 粟屋先生による講座風景
( 2013.5.9 )