長谷工シニアの住まいと介護

社長コラム

コレクティブハウジング全国大会

こんにちは、生活科学運営の浦田です。


三連休の中日、パンダと恐竜でにぎわう上野へ行ってきました。子どもを連れて、という年でもなく、もちろん(?)まだ、孫を連れて、ではありません。国立科学博物館で開かれた「コレクティブハウジング全国大会」に参加してきました。当社は「かんかん森」のオーナーなので、協賛企業でもあります。


「もうひとつの住まい方推進協議会(AHLA)」でもお世話になっている日本女子大学・小谷部育子先生のお話は、もちろん過去にも聴いたことがあります。「かんかん森」の開設前のワークショップにも何回か参加させていただきました。しかし、2010年ストックホルムで開かれたコレクティブハウジング国際会議や、日本の実態調査についての今回の報告はとても新鮮で、よい機会を得たと思っています。


その後、各コレクティブハウスの居住者によるパネルディスカッションが行われました。その中で「コレクティブハウスは高齢期の住まいとしてはどうなのか」という議論がありました。パネリストの一人は「無理」と答えていました。高齢期になっても集まって住み続けることは、グループホームや有料老人ホームのユニットケアがそうであるように、支え合いの環境があるという意味で本人にとってよい面が多いことは間違いない。しかし、コレクティブハウスとしてみると、各々が「業務」として何をシェアできるのか? という点で難しい部分があるようです。ハウスキーピング業務を外部委託している、という話も出ましたが、そうなると「それって、コレクティブハウスなの?」ということになってしまう。一方で、「ずっと住み続ければ歳をとるだろう。話し合いで変えるべきことは変えればいい」という議論もありました。このあたりに、コレクティブハウスが掲げる「共助・自立」の難しさが集約されているように感じました。

( 2011.10.12 )