長谷工シニアの住まいと介護

広報トピックス

新米広報の どきどきルポ

食事の楽しみを彩るもの

「えっ?軽い!」
本社のミーティングテーブルに並べられた色とりどりの食器を、
何気なく手にした私は、その瞬間、思わず大声を出してしまった。

明らかに普通の陶器なのに、驚くほど軽量である。
食担当のスタッフが、現在ハウスで使っている食器の見直しを行っていたのだ。

プラスチック製の食器は、軽くて丈夫で洗浄等も楽。
安く仕入れることもできて、事業者にとって都合はいいけれど、
私たちのハウスは、全て陶器の食器を使っている。
それは、施設ではなく家(ハウス)であるという運営の理念と、
食事の喜びは味だけではないと考えているからだ。

でも、介護が必要となった場合、普段私たちが使う食器の重さが負担になる方もいらっしゃる。そこで、“食器の検討”となるわけだ。
「こういう食器があるんですね?!
でも特別仕様となれば、高価なのでしょうね。」
「そう、今使っている食器の2倍位になるのだけど、なんとか取り入れたくて。」
低価格で質のいい物を仕入れるために、
様々なメーカーからサンプルを取り寄せ検討している。

入居者の口に食べ物を運ぶことだけが食事介助ではない。
できるだけ、ご自身で器を持ち、ご自身で食事を楽しんでいただけるよう、
環境(道具)を整えるのも大切な食事のサポートなのだ。

「“自分の力で食事ができる”を支えたい」という、スタッフの思いが、
おいしい食事の調味料となるのだろう。

(写真左)大きなどんぶりも、ビデオテープ1本の重量とほぼ同じ。
(写真右)“見た目も美味しい食事”を目指して‥。(あるハウスの昼食)
( 2006.10.16 )