生活科学運営は、社会的に弱い立場にいる「女性、子ども、高齢者」が抱えるさまざまな問題に向き合い、勉強会やセミナーを通して、生活改善運動の提言を行う任意団体(生活科学研究所)として、1983年6月、名古屋の地においてスタートいたしました。
名古屋のコーポラティブ住宅づくりから始まった会社の歴史は、生活者が抱える問題や課題について共に考え、解決を試みてきた歴史でもありました。
加齢に伴う暮らしの変化は、誰にでも訪れます。創業初期の自立型高齢者住宅の現在は、今 話題の高齢者専用賃貸住宅の10年後を示唆するものであり、厚生労働省が2015年までに実現を目指すとした「地域包括ケア」という概念は、生活科学運営が1991年〜1994年に、埼玉県で試みた地域での面展開の考え方に非常に近いものです。
|
1985年6月、最初のハウス「レジデンス大松」を名古屋に開設
どんなサポートが必要かを、地域と共に考えた「上布田つどいの家」は、2007年3月開設
|