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“入居者仲間”から“墓友へ”。高齢者住宅の共同墓


老後の住まいも永眠の地も自分の意思で決めたい人が増えている

少子化、核家族化が進むなか、墓の継承者がいない、いても面倒をかけたくない、「家」の継承よりも「個」の意思を尊重したいなどの理由から、永代供養墓、樹木葬墓地、自然葬など新しい形の墓や葬送に関心が集まっています。

生活科学運営は、入居者とその家族(二親等まで)が入ることのできる共同墓を2つ設けています。1つは1999年、所沢欅聖地霊園に建立した共同墓。入居者の要望の声が契機となり実現したものです。これが定員に達したため、2008年には北鎌倉の白雲庵に2つめを建立。毎年、気候のいい秋に見学会を開催しています。

今年11月に開催した北鎌倉・共同墓見学会には、東京、埼玉、千葉にある当社ハウスの入居者や入居検討中の方々が、家族を伴い参加。住職のいる白雲庵からお墓まではややハードな坂道ですが、秋の草花が揺れる山道を皆で一緒に登り、見晴らしのいい高台にたどりついたときには、わぁっと歓声が上がりました。

白御影石の壁に囲まれた三畳ほどの共同墓を目の当たりにし、参加者からは費用や戒名のこと、契約方法等について次々と具体的な質問が。見学終了後には「私たち、墓友ね!」との声も上がり、意気投合し鎌倉散策に足を伸ばす方々もいました。

「だれとどこでどう住むか」に加え、「どう眠るか」も自分で選ぶ時代。共同墓のある高齢者住宅は、そんな時代の要請に応える一つの選択肢です。

( 2012.12.6 )