近年、関心が高まる高齢者住宅の共同墓。
長谷工シニアホールディングスではいち早く、入居者とともに取り組んできました。
※現在、円覚寺のお申込みを承っています。
※納骨は、ハウスのご入居者が対象となります。
ハウスに入居し将来の介護の心配から解放され、生活も落ち着いてきたころ、「ライフハウス所沢(1994年開設)」の入居者から、その先の心配事として「お墓がない」「継承者がいない」といった声が上がりました。これを機に月に1度の運営懇談会で話し合いがスタート。
入居者とスタッフがともに情報収集や現地下見を重ね、所沢欅聖地霊園に共同墓を設けることになりました。埋葬を希望する入居者や家族が「やすらぎの会」を立ち上げ、管理や供養のとりまとめは会が生活科学運営に委託。埋葬希望者は「所沢」以外のハウスにも広まり、約10年間で60人分の区画は満杯となりました。
関連記事があります。
所沢の共同墓が定員に達したことを受け、生活科学運営は新たな共同墓を鎌倉の臨済宗円覚寺白雲庵に建立しました。白雲庵は住職がいる塔頭13寺の中でもっとも古く、関東五山文学の中心拠点ともなった由緒正しい塔頭です。晴れた日には富士山も望める見晴らしのよい高台に位置すること、各ハウスからの距離が偏らないことも決め手となりました。
年に1度の入居者・家族向け見学会では、「縁」と刻まれたモダンな墓石の周りで、「戒名はどうしましょう」「私たち、墓友ですね」などにぎやかな声が飛び交います。
関連記事があります。
契約者の声
格の高い立派な場所にあるお墓。富士山が見えて眺めがよく開放感があるところが気に入りました
「ライフハウス友だち村」では独自に、住まい手専用の共同墓をつくりました。開設前から構想していた共同墓の計画。途切れることのなかった「この地に眠りたい」という住まい手の思いを受け、NPO法人福祉マンションをつく る会が中心となり調査、研究を続けました。
結果、地元の世話役からの協力を得て、地区の共同墓地の一角を利用できることに。友だち村らしいオリジナル墓石が特徴です。
関連記事があります。
契約者の声
甥や姪には負担をかけたくない。縁あって生活することになった場所。その近くで眠るのが一番自然だと思いました
契約者の声
墓の継承者がいなくても永代供養の心配がないので安心。
個人墓に比べて費用がおさえられるのも助かります