さいたま市の南浦和駅から徒歩約3分に位置する「ライフ&シニアハウス南浦和」。 この度2021年9月に、開設20周年を迎えました。
ホームでは開設以来、節目の年にあわせた記念誌発行が伝統となっています。
タイトルの「彩(いろどり)」は、開設1周年記念誌発刊の際にホーム内の公募により決定しました。 この一字は、ご入居者の暮らしの「彩(いろどり)」や「彩(さい)の国・埼玉」を表現できる漢字でもあります。
開設当初は編集委員のご入居者がほぼ全ての制作を担い、スタッフは納品を待つのみ…なんてことも。 今回はスタッフが指揮をとり、ご入居者には題字の揮毫やマイカメラで撮影された写真の提供をいただき、力をあわせて制作をすすめてきました。
ページをめくると、ここ数年のイベントやサークルの写真、20年の歴史を振り返る細やかな年表、ご入居者からのメッセージが、冊子全体を鮮やかに彩っています。 とある女性ご入居者からはこんなコメントをいただきました。
「夫婦で入居後、ホームのサークル活動に参加して充実した日々を過ごしていましたが、その数年後に夫が他界。 落ち込んでいたところ、ホームで女性コーラスのコンサートがあり、生き生きとした表情、豊かな響きに感動し、大変励まされました。 思い出に残る1ページです」。
人生の喜怒哀楽によりそってきた20年。 今後もご入居者の生活に添えられる「彩」がどのような色合いとなるのか、楽しみですね。