学んだことを地域に還元 vol.46 「講習会の講師を務めました」 2月21日(土)、22日(日)に開催された「第11回上級介護予防運動スペシャリスト養成講習会」(公益社団法人 日本スポーツクラブ協会主催)で、運営支援課の板橋が講師を務めました。 この講習会は、介護予防運動の指導に携わる人が参加し、指導員としてのスキルアップや協会と一緒に介護予防運動の普及、啓発を目指すことを目的としています。 当日は、デイサービスやスポーツクラブに勤めている方、ボランティアで運動を教えていらっしゃる方など、計29名の方が参加されました。 いつもは高齢者を対象に指導していますが、今回の相手は指導者。 現場に持ち帰ってすぐに実践できる内容にしました。 講習のテーマは、「介護予防のための良い歩き方」。 実践を中心とし、歩き方のチェック、テキストに沿った体操指導など、ハウスのご入居者と一緒に学んできた経験を凝縮した内容となりました。 お元気な高齢者を対象に指導されている方が多かったのですが、私はその10年後、20年後の方々を指導しています。 私の強みでもあるその経験を盛り込んで、お伝えしました。 また、今回は講師としてだけでなく、参加者でもありました。 指導者はただ運動を指導するだけでなく、運動の必要性を理解して、日常生活に運動を導入していく仕組み作りも大切な役割であることを学びました。 これまでハウスのご入居者と関わってきた中で得た知識や技術を、社内だけでなく外部へ伝えていく機会を増やしていきたいと思います。 そして高齢者が社会の中で役割が担えるよう、私も歯車の一つとして関わっていければと思います。 <体幹を鍛える体操> この体操は、体幹を鍛え、腰痛と便秘の予防・改善、姿勢の矯正に効果的です。 ★基本姿勢 1)椅子の前方に座る 2)下腹に力を入れる 3)胸を張って、背筋を伸ばす 4)正面を見る ★流れ 1)両手を横に広げまず 2)手の位置を変えずに体重をできる限り右のお尻に乗せます 3)5秒、数えます ※左側も同様に行います ※できる方は3セット行いましょう ( 2015.3.4 )