生活科学運営は2008年、神奈川県の3ハウスでパートナーシップを結んでいるワーカーズ・コレクティブとの共同宣言に調印しましたが、このたび、その後に開設した「宮崎台つどいの家」と、同ハウスが食事の業務委託をしている2つのワーカーズ・コレクティブを加え、あらたに「株式会社生活科学運営と神奈川ワーカーズ・コレクティブとの共同宣言2015」の調印式を執り行いました。
共同宣言は、営利/非営利の違いや業務形態の違いという組織体の垣根をこえて業務委託契約を交わす上での、基礎となるもの。安心・安全を旨とし、ともに手を取り合って入居者の立場に立った運営をしていこう、ともに育み合いながら地域の中で成長していこう…そんな思いの表明でもあります。調印式当日は、神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会の代表者を立会人に、共につくりあげた共同宣言文を読みあげ、協働を開始した1999年以来の軌跡を振り返り、各団体が互いへの感謝や業務への意気込みを述べました。
生活科学運営にとってワーカーズ・コレクティブとのパートナーシップは、企業理念「地域コミュニティの創造」の実現のために欠かせないことのひとつです。共同宣言をして終わりではなく、これからも課題を共有し率直に意見を言い合いながら、引き続き運営の質向上と地域コミュニティへの貢献をめざして協働を進めてまいります。
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