株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

「笑い」がもたらす3つの健康長寿の効果

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「笑い」がもたらす3つの健康長寿の効果

笑うとは、声と行動が伴うことで、必ずしも面白くて笑っていなくても、脳は笑っていると認識してその効果があらわれます。近年、そんな「笑い」が心身の健康にもたらすメリットはさまざまな研究で実証されており、私たちのホームでは、今年よりお元気な方向けの自立型のご入居者を中心に笑いの健康体操である「笑いヨガ」を体操などのプログラムに導入しています。

「笑い」に関する効果的なサービスメニューの開発・提供の監修していただいている大平哲也教授(福島県立医科大学医学部疫学講座主任教授)のお話をもとに「笑い」がもたらす3つの健康効果をご紹介します。

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ストレス解消につながる
大声で笑っている時、多くの人は頭をからっぽにしてリラックス状態になりストレスが解消されます。

①有酸素運動になる
大笑いすると腹筋が痛くなるように、笑う動作そのものが有酸素運動であり、脂肪燃焼や筋力増強につながります。

②認知症予防になる
よく笑う人は、人付き合いが増え、周囲の人との関係が円滑になり、社交性が向上します。

「笑う」ことで、がんや糖尿病、循環器疾患、うつなどの様々な疾患に効果があると報告されています。ほぼ毎日笑っている人に比べて笑わない人は認知症になる率が3.75倍高いという結果も出ています。笑う門には福来ると言いますが、ぜひ「笑う」環境を整えて健康づくりをしてみてはいかがでしょうか。

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「笑いヨガ」も最初はちょっと恥ずかしいという声もありますが、終わった後は、「楽しかった」「また続けたい」という方が続出!

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グループで行うため、笑いが連鎖し、終わった後の会話も弾みます。

■ホームで実証した「笑い」がもたらす効能

昨年、2つのホームで「笑い」に関するサービスを先行スタート。ご入居者の健康データから、実施前と実施後を比較すると、唾液中のストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが低下し、幸福感や社交性向上につながるオキシトシンの上昇が見られました。

認知機能に関連する集中力にも改善が見られ、さらに体重と体脂肪率にも減少傾向が見られており、「笑い」を生活に取り入れることで、心と体の健康につながることが実証されています。

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【長谷工シニアウェルデザイン】笑い、ときめく、住まいを。