皆さまこんにちは。
「ブランシエール目黒」では、ご入居者お一人おひとりのこれまでの人生や大切にしてきたつながりに寄り添いながら、
「顔の見えるケアプラン」の実践に取り組んでいます。
今回ご紹介するのは、長年親しまれてきた目黒の名店「鰻 宮川」を訪れ、旧友との再会を楽しまれたプレミアムタイムです。
K様は長年目黒で暮らし、地域とのつながりを大切にされてきました。
ご家族とのお話の中で、「鰻 宮川」の女将さんと長年親しく交流されていたことが分かりました。
娘様ご自身も女将さんとのお付き合いがあり、現在も交流が続いているとのことでした。
またK様からはこれからも地域とのかかわりを大切にしたいというお気持ちを伺っており、
ご家族から「できるだけ長く自分の足で歩いてほしい」という願いも聞かれていました。
そうしたお話をもとに、今回は慣れ親しんだ地元で、お気に入りの空間「鰻 宮川」への外出をご提案したところ、
快く了承いただくことができました。
ご家族にも女将さんへのお声かけなどご協力いただきながら、「顔の見えるケアプラン」として実現に向けた準備を進めていきました。
当日に向けては、ご本人の体調管理に努めるとともに、日々の生活の中で自然に身体を動かす機会を大切にしてきました。
また安全に外出を楽しんでいただけるよう、移動方法や当日の流れについてスタッフ間で情報共有を重ねながら準備を進めました。
待ちに待った当日。スタッフと「鰻 宮川」へ向かいました。
到着すると、お店の方が温か迎えてくださいました。
お店の方から「私のこと覚えてる?」と声をかけられると、K様はすぐに「覚えてるよ」と答えられました。
ハキハキとお話されるそのご様子にお店の方も驚かれ、久しぶりの再会とは思えないほど自然に会話が始まりました。

店内で食事を待つ間には、
「来られてよかった。こんなに忙しいのに申し訳ないね」
「私はよくここで焼酎を飲んでいたんだ。ここの焼酎は飲みやすいんだよ」など、
当時の思い出をたくさん聞かせてくださいました。
耳に届く懐かしい会話や店内の雰囲気が、昔の記憶を呼び起こしている姿もとても印象的でした。
やがて、お店の方がK様が昔よく召し上がっていたという鰻重を用意してくださいました。
ついに目の前に運ばれてくると、
「わあ、おいしそう」と笑顔を見せられました。
重箱の蓋を開けると、香ばしい香りが広がります。
まず鰻から召し上がり、「おいしいね」と何度も話されながら、鰻重を食べ進められました。

食後は店主様、お母様、そしてご友人である女将さんとお話しする時間に。
「本当に変わらないね」
「お話しが上手だし、私たちもこんなふうに歳を重ねたいよね」
「ご主人とも仲が良かったよね」
そう声を掛けられると、K様は「そんなことないよ」と少し照れたご様子でした。
また、「こんな冗談が言えるくらい元気でびっくりしたよ」と言われる場面もあり、
終始和やかな雰囲気の中で会話を楽しまれていました。
久しぶりの再会だからこそ、お互いに積み重ねてきた歳月や絆の深さが感じられる時間でもありました。
今回のプレミアムタイムでは、懐かしい味を楽しむだけでなく、長年親交のあった方々との再会が実現しました。
馴染みの場所を訪れ、かつてと変わらない温かな交流を楽しまれる姿からは、
地域とのつながりが今もK様の暮らしを支える大切な一部であることが感じられました。
スタッフにとっても、人と語り合い、思い出の味を楽しむ大切さを改めて実感する機会となりました。

これからもブランシエール目黒では、ご本人、ご家族、地域とのつながりを大切にしながら、
「顔の見えるケアプラン」を通じて、お一人おひとりの「叶えたい」を形にするプレミアムタイムを積み重ねてまいります。
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。
