
文章などの要素
ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや大切にしてきたことをお伺いし、その方らしい時間を形にしていく。
長谷工シニアウェルデザインでは、そのような「顔の見えるケアプラン」をもとにしたプレミアムタイムに取り組んでいます。
今回は、土用の丑の日に合わせて実施したプレミアムタイムの様子をご紹介します。
主役はK様です。
K様は子どもの頃からうなぎの蒲焼が大好きで、ご家族と一緒にお店へ出かけたり、
お祝いの日に食卓に並んだりと、うなぎにはたくさんの思い出があるそうです。
ある日の食事の時間、昔話に花が咲く中で、K様は懐かしそうな表情を浮かべながら、
「子どもの頃からうなぎが好きだったんだよ」と話してくださいました。
K様がうなぎへの思い出を嬉しそうに話してくださったことから、
今年の土用の丑の日も特別なひとときとなるよう、ご本人に合わせた食べやすさに配慮しながら準備を進めました。
普段は食事量があまり多くないK様でしたが、「うなぎを食べる」という楽しみを励みに、
水分をいつもより意識して摂るなど、ご自身でも体調管理に気を配っておられました。
さらに、献立が決まったことをお伝えすると、「本当にうなぎが出るの?」と少し驚かれたご様子。
スタッフが「土用の丑の日を楽しみにしていてくださいね」とお声掛けすると、「それは待ち遠しいね」と笑顔を見せてくださいました。
私たちスタッフも、その日を心待ちにしていました。
そして迎えた土用の丑の日。

食堂には香ばしいうなぎの香りがふんわりと広がります。
K様は目を輝かせながら、「これは楽しみだね」と席に着かれました。
運ばれてきたうなぎを見つめ、しばらくにっこりと微笑まれるK様。
一口召し上がると、「うなぎが肉厚でおいしい」と満足そうなお言葉を聞かせてくださいました。
その後も箸が進み、うなぎを味わいながら嬉しそうなご様子で召し上がっておられました。
美味しさと思い出の余韻に包まれた食後には、「次はうな重が食べたいな」と笑顔でひと言。
そのお言葉からも、楽しいひとときを過ごしていただけたことが伝わってきました。
今回のプレミアムタイムを通して、K様の楽しみを実現することができました。
思い出の味に触れることで、食事の時間そのものが特別なひとときとなり、私たちスタッフにとっても心温まる時間となりました。
これからも「顔の見えるケアプラン」を大切にしながら、ご入居者お一人おひとりの
「やりたいこと」や「好きなこと」に寄り添い、その方らしいプレミアムタイムをお届けしてまいります。
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。
