長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や好きなことを大切にしながら、
「顔の見えるケアプラン」を作成しています。
そして、そのケアプランをもとに実現する、その方らしい特別な時間を「プレミアムタイム」と呼んでいます。
今回は、ピアノを愛するK様の夢を形にしたプレミアムタイムをご紹介します。
K様は音楽がお好きで、事業所にあるグランドピアノで毎日のように練習を続けていらっしゃいます。
ピアノに向かわれている時の表情は真剣そのもの。そんなK様には以前から一つの夢がありました。
「いつも弾いているこのピアノで、プロの演奏を聴いてみたいな」
その何気ない一言が、今回のプレミアムタイムの始まりでした。
私たちは、顔の見えるケアプランで大切にしている“その方らしさ”を形にしたいという思いから、この夢の実現に向けて動き始めました。
まずはピアニストの方へご協力をお願いし、コンサートの準備を進めました。
会場となるのは、K様が普段から練習されているグランドピアノのあるホールです。
椅子の配置や音の響き方なども確認しながら、より臨場感のある空間づくりを行いました。
準備が進む中、K様はピアノに向かいながら、
「どんな曲を弾いてくれるかな」 「楽しみだね」
と笑顔で話してくださいました。
一方で私たちスタッフも、期待に応えられる素敵な時間にしたいという思いから、ピアニストの方と綿密に打ち合わせを重ねてきました。
そして迎えたコンサート当日。
ピアニストの方が到着すると、まずはグランドピアノの状態を丁寧に確認され、穏やかな雰囲気の中で準備が進められました。
やがて演奏が始まり、最初の音がホールに響いた瞬間、会場の空気が変わりました。
K様はじっとピアノを見つめながら、その音色に耳を傾けていらっしゃいました。
普段から弾き慣れているピアノだからこそ、より特別な思いで聴いてくださっていたのかもしれません。
曲が終わるたびに大きな拍手を送られ、演奏が進むにつれて表情はますます柔らかくなっていきました。
そして最後の曲が終わると、
「もう一曲お願いできますか」
とアンコールのリクエスト。
会場からも温かな拍手が起こり、心が一つになる瞬間となりました。
コンサート終了後、K様は
「今日は本当によかった」
と何度も感想を聞かせてくださいました。
特に印象的だったのは、普段は口数の少ないK様が、この日はとても饒舌にお話しされていたことです。
夢だった時間が実現した喜びが、そのご様子から自然と伝わってきました。
今回のプレミアムタイムは、K様だけでなく、私たちスタッフにとっても忘れられない時間となりました。

私たちは改めて、一人ひとりの思いに目を向けることの大切さを感じました。
日々の何気ない会話の中には、その方らしい願いや楽しみがたくさん隠れています。
これからも顔の見えるケアプランを通じて、ご入居者それぞれの「やりたいこと」や「大切にしていること」を形にし、
その方らしいプレミアムタイムをお届けしてまいります。
小さな願いも、大きな夢も大切にしながら、これからも笑顔あふれる時間を創り続けていきます。
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
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