午後の余暇時間。
風船バレーをやっている傍ら、お絵かきタイムなご入居者も。
「え~!最初は可愛かったのに~」「画伯になってる~」とがっかりしたような声が聞こえてきて見に行ってみると、
最初はスタッフのお顔を可愛く描いてくださっていたイラストが、いつの間にかお顔の下半分が黒い線で埋まっています。
※この場合の画伯とは、かなりユニークな絵を描く方を「画伯」とお呼びしていました。

どうしてそのように路線変更したのか伺うも、上手く言葉にできないご入居者。
ご機嫌を損ねたかしら?とお顔を見るも、お顔は笑顔。
そこで思い当たったのが、スタッフの後ろ姿です。
ヘアスタイルは低い位置でのポニーテール。毛先はくるくるのカーリーヘアーです。
「もしかして、後ろ姿ですか?」と伺うと、うんうん、と頷いて下さいました。
パタパタ動き回るスタッフの揺れるカーリーヘアーが印象的だったようです。
スタッフを良く見ていてくださっていた証拠ですね。
スタッフも髪型を変えたばかりだったので、気が付いてくれて嬉しかったようです。
以前も、認知症の影響により、お食事などの出来事を記憶にとどめておくことが難しい女性ご入居者が、
スタッフが髪色を変えて初出勤のタイミングで、直ぐに髪色を変えたことに気付いてくだささいました。
それは髪色を変えたといっても、赤から青のように、はっきりを変わったわけではなく、色味が少し変わった程度の少しの変化でした。
ご入居者の中には「なかなかスタッフの名前が覚えられなくて。ごめんなさいね。」と仰る方が多くいらっしゃいますが、
名前は覚えられなくても、姿で記憶されておられる場合もあります。
そのため、とてもよく観察されていらっしゃるのかもしれません。
身だしなみには気を配らねばと、改めて身が引き締まる思いのスタッフなのでした。
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