株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

ある当直の一夜・後編 「地震発生!緊急出動‼」

ブログ: ブランシエール浦和

ある当直の一夜・後編 「地震発生!緊急出動‼」

暮らし

823日(日)2:00AM

緊急地震速報!突如けたたましいアラームが夜を引き裂き鳴り響く。
当直Fは瞬時に覚醒した。来たか!テレビをつける。関東南部震度5弱。
激震ではなかったなというひとまずの安堵。
次いで「アレをやるのか…」。と思う間もなく事業所長から電話で指示が入る。安否確認だ。

何をするかはわかっているとはいえ実際に行うのは初めてだ。
この時間に館内放送をかけるのはちょっと気が引けるが、アナウンスの文句を反芻し気持ちを落ち着け、肚を決めて放送を入れる。
そして出動‼

安否確認その1・マグネット。
玄関前にこのマグネットが貼ってあれば無事のしるし。
ちゃんと対応していただけているなと安心し、チャイムを押すこともなく次の部屋、次の部屋と進んでいく。
もしマグネットが貼っていなかったら…

マグネット1
マグネットOK、無事を確認

 


安否確認その2・声掛け
チャイムを鳴らしマスターキーで扉を開けて室内に声を掛ける。
揺れで目覚めはしたがマグネットを付けられなかった方も、これで無事を確認できれば良し。
もし声を掛けても返事がなかったら…

安否確認その3・入室
声掛けしながら室内に上がり込み寝室へ向かう。
おお、無事か。揺れにも目覚めず、放送も聞こえなかった様子でスヤスヤ就寝中のようだ。
もう一度お声掛けするか?いやここは寝息と体動を確認し、居室内にも被害がないので良しとする。
入室したことは夜が明けてから説明しよう。

以上、携行した入居者名簿に①②③と安否確認チェックをつけて回る途中、ハッと気づいた。
「二度目の大きな揺れが来たらマグネットはどうする?1回目と区別できる方法は?」
咄嗟の思いつきで、概ね顔の位置に貼られていたマグネットをすべて低いところの郵便受け付近に移すことにした。
最善策かどうかわからないが今晩はこれで行くしかない。

マグネット2
万が一に備えてマグネットを移動

 


約1時間かかって全室終了。館内放送で全員の無事と二度目の揺れへの備えをアナウンスして入居者対応はここまで。
その後も共用部建物設備のチェックなどで結局朝まで眠れなかったが、今後の防災対策に向けて貴重な経験となった。

9:00AM

日勤に引継ぎを行って無事退勤。
浦和だけではなく、関東近郊すべての事業所で同じように一晩動き回ったであろう夜勤・当直スタッフの尽力に思いを馳せる朝であった。

 

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