5月5日の夕食のご紹介です。ブランシエール千種2では、端午の節句にちなんで「黄飯」を提供いたしました。

【夕食献立】
♦黄飯
♦鰆の木の芽焼き
♦スナップエンドウと筍の炒め物
♦胡瓜の酢の物
♦吸物
さて、ここでクイズです! 「黄飯」の読み方はどれでしょう?
① おうはん ② きいはん ③ パエリア
正解は、①と②です。
黄飯は、クチナシの実を使って黄色く炊き上げたもち米のおこわです。黄色は「邪気を払う」色とされ、黒豆を添えることで健康祈願の意味も込められています。愛知県では端午の節句に食べる伝統があります。「黄いない」は名古屋弁で「黄色」を意味し、名古屋では「きいはん」と呼ばれることもあるんですよ。
お食事中には、 「昔はよく作って食べていたよ。家にクチナシの木があったんだよ。」 「初めて見た。日本版パエリアみたいだね。」 などといったお声が飛び交い、懐かしい思い出話に花が咲きました。


また当日は、しょうぶ湯も開催されました。湯上がりの皆さまからは、 「しょうぶ湯ありがとうね。童心に戻った気分で楽しかった!頭に菖蒲を巻いてみたよ~」 といった、ほっこりするご感想もいただきました。
皆さまにとって、端午の節句が心温まるひとときとなったなら幸いです。