株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

とある日のお散歩日記~お花を愛するI様と過ごした、やわらかな20分~

ブログ: ブランシエール市川

とある日のお散歩日記~お花を愛するI様と過ごした、やわらかな20分~

暮らし

こんにちは。ブランシエール市川です。
今回は長谷工シニアウェルデザインが大切にしている「顔の見えるケアプラン」から生まれた、I様のプレミアムタイムをご紹介します。

I様は昔からお花がとてもお好きで、育ていることも楽しまれており、居室には色とりどりのお花が飾られ、まるで小さな花園のようです。
「これは、バラかな」「この花はいい色だ」と、
お花のことを笑顔で話してくださる時間はスタッフにとっても心が温かくなるひとときです。

しかし最近は雨の日が続きなかなか外へ出る機会がありませんでした。
また、数年前に卒寿を迎えたこともあり、体力面から外出が難しく、居室の窓から外を眺めて過ごされる日もありました。

そこで、青空が広がるある晴れた日のこと。
スタッフはふと声をかけました。
「今日はお天気が良くて暖かいですよ。少しお散歩しませんか?」
「そう?それじゃあ行こうか」
I様のその一言で、お散歩が決まりました。

実は、以前は近くの展望台までお出かけされていたほど元々はとてもアクティブなI様からは、
叶えたいご希望を具体的にお伺いしており、タイミングを見て「外出」をするということを
「顔の見えるケアプラン」のプレミアムタイムの目標に定め、それに向け日々をお過ごしいただいていました。

体力づくりのため、毎回の体操には欠かさず参加されています。
外出ができない中でも気持ちが落ち込まないよう、
体操や日常の歩行などをスタッフの声掛けや関わりの中で取り組んでいただいていました。
運動されることが好きなこともあり、いつも笑顔で生き生きと体を動かされていたI様の積み重ねが実り、いよいよ外出となりました!

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笑顔で手を振ってくださるI様

早速、体調の確認を行い、多職種のスタッフとも相談しながら今回は車椅子で出発することに。

「いってらっしゃい、楽しんできてくださいね」と温かく見送られ、ホーム近くのデッキへ向かいました。
デッキに到着すると、電車の音、人の往来、風の流れーー
ホームの中では感じられない景色が広がります。

「ここは変わったねぇ」と昔を懐かしむように目を細めるI様。
「天気いいね、風が気持ちいい!」と満面の笑みを浮かべられ、その表情にスタッフも思わず笑顔になります。

さらに先に進むと、いくつかお花が咲いていました。
「この花はなんだろう?」「あれだね、あれ!(笑)」言葉にならない"あれ"に、2人で思わず大笑い。お花が好きなI様らしい、ほほえましい一場面でした。


約20分のお散歩でしたが、"いつもとは違う景色を一緒に見る"そのすべてが、I様にとってもスタッフにとっても大切な時間でした。

ホームの中では得られない体験を共有できたこと。その方らしい楽しみを少しでも取り戻せたこと。
これからも、I様をはじめ、ご入居者お一人おひとりの思いに寄り添いながら、日々の暮らしを丁寧に支えていきたいと思います。

 

【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。

 

※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。