長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの人生や趣味、
好きなことを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。
その中で計画した、その方らしい心地よい時間を「プレミアムタイム」と呼び、日々取り組んでいます。
今回のプレミアムタイムの主役は、長年中日ドラゴンズを応援されてきたH様です。
ある日、野球の話をしていた際に、「もう一度ドームで試合を見たいな」とポツリと話してくださったその一言が今回の企画のきっかけでした。
ご本人にとって、野球観戦は若い頃からの趣味であり大切な楽しみのひとつ。
野球観戦にはご家族との思い出もたくさん詰まっています。


年齢を重ねられてからは外出の機会も減ったこともあり、ブランシエール神宮南井田に入居されてからは、長距離の移動に不安を感じられることもありました。
そのため、バンテリンドーム内の移動ルートや車椅子での導線、座席の位置などを確認しながら、安全に楽しんでいただけるようご家族・職員間で情報共有を重ね、入念に事前準備を進めました。
ご本人は、長時間車いすで過ごさなければならないため、日中のほとんどを車いすに乗って過ごされるなど、自分なりにできることを取り組まれていました。
観戦を大変楽しみにされており、当日までは訪問マッサージのリハビリ時にドラゴンズの話をしたり、自室で選手名鑑の本を読んだり、娘様と天気の話や行き方についてお話をされたりなどして日々を過ごされていました。
観戦日が近づくと、
「本当に行けるかなあ」
「楽しみで眠れないかもしれない(笑)」と笑顔で話されることもあり、
私たちも当日が待ち遠しくなりました。
当日、娘様と職員2名でバンテリンドームへ出発。
移動中の車内では、中日ドラゴンズの昔の選手や観戦の思い出話で盛り上がりました。
現地に到着すると、多くのファンの熱気や応援の音に包まれ、H様の表情も自然とほころびます。
「やっぱり球場はいいなあ!」
その言葉を聞き、私たちも準備してきて良かったと感じました。
ついに始まった試合では、お弁当を召し上がりながら観戦を楽しまれ、テレビでは味わえない迫力ある雰囲気を満喫されていました。
試合結果は残念なものとなりましたが、それ以上に球場で過ごした時間そのものを楽しんでいただけたようでした。



帰りの車内では、「本当に楽しかった。また思い出ができた」と笑顔で話してくださいました。
長年の願いが実現し、ご本人だけでなくご家族にも喜んでいただけた今回のプレミアムタイム。
私たちにとっても、その方らしい暮らしや想いに寄り添うことの大切さを改めて実感する一日となりました。
これからも一人ひとりの「やってみたい」を大切にしながら、心に残る時間をお届けしていきたいと思います。
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。