長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや趣味、
やりたいことを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。
その中で計画した、その方らしい時間を「プレミアムタイム」として取り組んでいます。
ご入居者のH様は以前から「仲の良いご入居者とお抹茶を楽しみたい」と希望されていました。
しかし、なかなか機会を作ることができず、その思いは長く温められていました。
7月のアクティブ担当は初めて担当する職員でした。
H様の以前からのご希望を知った担当者は、内容が決まっていなかったおやつの時間にお茶会を、と考えました。
他職員へおやつの変更は可能か、1階・2階ともお茶会をするのか、
提供の方法、ご家族への連絡といった調整を行いながら当日に向けて進めていきました。
準備を進める中でH様の思いやご希望をより正確に把握するため、時間をおいて数回にわたり気持ちをお聞きしました。
「みんなの前では恥ずかしい、人様の分までは」と消極的な言葉もありましたが、
お茶をたてていた時のお話を楽しそうに話されたり、ご自分の分だけと約束したことで「楽しみだわ」と言っていただけました。
当日、娘様も来訪され、開始前から穏やかな雰囲気が広がっていました。
到着すると、ご一緒されるご入居者も自然と集まり、和やかなお茶会が始まりました。
ついにお抹茶を立てる時間になると、H様は少し照れたご様子を見せながらも、
皆様に見守られながら丁寧にお抹茶を立ててくださいました。


和菓子を囲むと自然と会話も弾みます。
「お母さんがお抹茶を立てる姿を見るのは久しぶりです。嬉しそうな表情が見られてよかったです」
と、娘様が話してくださる場面もありました。
H様も少し照れたような微笑みながらも、親子で昔を懐かしむような時間が流れていました。
周囲の皆様も温かく見守られ、和やかな空気に包まれていました。
久しぶりの和菓子も好評で、皆様が嬉しそうに召し上がる姿が見られました。
ご希望だったお茶会が実現し、H様のいつも以上に明るい表情を見ることができたことは、私たち職員にとっても大きな喜びとなりました。
これからもご入居者お一人おひとりの思いに寄り添い、その方らしいプレミアムタイムを大切にしていきたいと思います。
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。
