今回は「倶楽部(小規模多機能型居宅介護)」で行っている体操を紹介します。 倶楽部では、毎日午前中の1時間ほど、介護予防体操を行います。 倶楽部の体操は「ご利用者の残された機能を生かす」ことを意識しており、それは、倶楽部の介護方針でもあります。 |
内容としては、まず基本のゆうゆう体操を行い、その後、脳トレとして指体操や歌を使った体操、棒体操、ボール体操などを組み合わせています。 時には、「エンヤトット、エンヤトット」と全員で棒を船の櫂(かい)に見立て、全員で声に出しながら「斉太郎節」で体操をやり、大盛り上がりすることもあります。 | |
介護予防体操を熟知した スタッフが行います |
歌を使った体操は、歌いながら身体を動かすことで、色々な動作を取り入れた体操です。同じ瞬間に色々な動作をしますので、とても難易度は高いと思います。 介護予防運動指導員の資格を持つスペシャリストのスタッフも3名おり、質の向上に努めています。 |
通い(デイ)に参加する方は日々違うので、ご利用者によっては参加できない日もありますが、参加できるところから参加していただいています。 実は、体操に参加するために、通いに来られる方もいます。(その方は体操のみに参加) | |
介護予防体操の マニュアルは膨大な量です |
みっちりと体操、ゲームをした後に、昼食を召し上がるので、本当に濃い時間を過ごされています。 体操以外の介助面でも、ご利用者の機能に合わせた介助をしているので、ご利用者のADL(日常生活動作)の維持・向上に向けた意識はハウス全体でも高いです。 今日もスタッフのかけ声で倶楽部の一日が始まります。 (From ハウススタッフ) |