株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

日々是好日

暮らし
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私たち「上目黒つどいの家」は、おかげさまで変わりない状況です。

「上目黒つどいの家」は、認知症高齢者のグループホーム。できる限り家庭に近い環境で、スタッフやご入居者同士、そしてご家族とも協力し合いながら、自立した生活を送る住まいです。
2021年・年末。
「上目黒つどいの家」のかけがえのない日常を今回は、スタッフの視点でご紹介します。

日課の体操中
【食事&おやつ】食事はスタッフが交代でつくる家庭料理です。
介護時の気づきを、すぐにその日に献立や調理に活かせるのも利点です。

  

今日の夕食は「ちらし寿司」。お好きな方が多いカボチャは小豆と合わせて「いとこ煮」に。

 

  (左)この日の昼食は「鶏のから揚げ」「グリル野菜とキノコのソテー」。ご入居者によって異なる“食べやすいサイズ”にして提供します。
(右)庭の畑から届いた水菜。新鮮&無農薬!早速 今夜いただきましょう。

 

 この日の「おやつ」は、お好み焼き。ソースの香りがフロアに漂いました。

 

【記録】変化を見逃さず、「その方らしい生活」を模索する資料です。
食事・水分の摂取量、排泄の状況、服薬、往診、日常の様子・・・。介護現場では、記録に残すことが法律で義務付けられていますが、スタッフ間で共有される大切な情報でもあります。文字に残すことで情報伝達をより確実なものにし、「その方らしい生活」を大切にしたサービスを検討する際の重要な資料です。

 

【報告・連絡・相談】介護の現場はチームワークが重要です。
スタッフのコミュニケーションを密にすることは、業務が円滑に回るだけでなくケアの質も高まります。

上目黒つどいの家では、10代から70代と幅広い年齢の方が勤務(2021年12月現在)していますが、スタッフどうしが感染リスクを回避しつつ、あちこちで「相談する」様子がみられます。

 

【24時間体制で生活をサポート】日々の営みを地道に支える介護の力
勤務時間は、主に、早番・日勤・遅番・夜勤の4つに分かれます。“主に”というのは、早番(7:00〜16:00)でも、その後半(13:00〜16:00)だけ勤務、遅番(13:00〜22:00)でも、前半(13:00〜18:00)だけ勤務というスタッフもいるからです。また、働き方として夜勤専門で勤務するスタッフもおり、夜勤は就寝した後の巡回やフロア床の清掃、場合によっては排泄介助などを行います。

 

【ウィズ コロナ】いつもと変わらない毎日のために。
介護の仕事そのものが感染リスク。医療従事者と同様に2月くらいから緊張が続いており、プライベート時間も気が抜けない毎日ですが、ご入居の皆さまに「いつもと変わらない日常」を過ごしていただくよう、努めていきます。

 (from ハウススタッフ)