「ウェルミー上目黒」は、認知症高齢者を対象とした介護施設(グループホーム)。
できる限り家に近い環境で、スタッフや入居者どうし、そしてご家族とも協力し合いながら、共同生活を送る場であり、自立した生活を促す目的があります。
ご入居者の能力に応じて料理や掃除などの役割を担い、全般的な家事をできる範囲で行うので、日常生活そのものがリハビリになり、認知症進行の抑制に繋がるメリットが期待されています。
今回は、ウェルミー上目黒の「ある日の食事」をご紹介します。
食事も、できる限り、ご入居者と一緒に準備していきます。
【朝】
・パン(黒糖ロール)
・卵焼き
・ポテトサラダ
・ミニハンバーグ
・ヨーグルト(バナナ・ハチミツ入)
・牛乳
【昼】
・豚肉のおろし煮
・ゴボウとさつま揚げの炒り煮
・インゲンとツナのマスタード和え
・ご飯
・味噌汁
【夕】
・鶏団子のケチャップ煮
・キノコのお浸し
・大豆と椎茸の煮物
・ご飯(十六穀米)
・味噌汁
時々、出前も頼んでいます。
実は食事は、誤嚥や窒息などリスクが高い面もあるので、スタッフはしっかりと見守りますが、皆さん、ご自分のペースで召し上がっておられます。
何歳になっても「食べること」は楽しみのひとつ。
食卓を囲む仲間がいること。そして準備に関わった料理が出されるというのは張り合いにもなり、食欲も湧いてきます。