ある日、ご入居者のUさんが「見て見て!」とフロントへやってきました。
手にしていたのは「骨密度」の検査結果。
その結果は、実年齢の平均曲線を大きく上回る素晴らしいものでした!
「先生からは80歳になるとガクッと下がると言われていたけど、80歳を過ぎても維持できている」と
嬉しそうにお話しを聞かせてくれました。
そんなUさんですが、60歳前半の頃には2年間で3回も骨折を経験することがあり、
それをきっかけに治療を開始。
いろいろな改善に取り組んできたそうです。
食事も大きく関係しているはずと考えたスタッフは、
ご自宅でどんな食事をされているのか聞いてみることに。
数日後、ご自身の朝・夕の食事内容とその写真をフロントに報告してくれました。
~朝食~
〇サラダ(レタス、きゅうり、トマト、しらす、おさしみ昆布)
〇納豆とシュレッドチーズをのせた2度焼きトースト
〇ヨーグルト(はちみつ+食物繊維豊富な菊芋パウダー)
〇コーヒー+牛乳

夕食
〇カツオのたたき(みょうが、しょうが、にんにく、小ねぎを添えて)
〇小皿料理:こんにゃく、枝豆、とうもろこし
〇芋焼酎のソーダ割り(毎日ご飯の代わりに)

細やかな調理法へのこだわりも教えてくれました!
枝豆やとうもろこしは、届いてすぐ茹でることで香りを保ち、
薄皮を残してラップして茹でるなど、美味しさを最大限に引き出す工夫をされています。
小皿料理は毎回3品以上用意することで栄養のバランスもばっちり!!
暮らしの中に小さな工夫と楽しみをちりばめてとても丁寧な生活を送られているのだなと
感じました。それが長く元気で暮らす秘訣なのかもしれません!!
普段は、自炊を中心に好きな献立や忙しいときなどは事業所で注文。
予定や献立に合わせて食事を好きな時に注文する事ができる自立型のメリットを
上手に使って暮らしています。
「このお部屋でなるべく長く暮らしたい」「寝たきりの時間を少しでも短くしたい」
という目標をかなえるため、できる努力を続けていきたいとお話ししてくれました。