8月も終盤に差し掛かりましたが、まだまだ猛暑日が続いております。
皆様、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
さて、今回はブランシエール神戸北野で取り組んでいる「プレミアムタイム」の活動内容の一部をご紹介いたします。
「プレミアムタイム」とは・・・ご入居者お一人おひとりの「顔の見えるケアプラン」においてご本人の叶えたい目標を定め、
その実現や実現に向けての時間のことを指します。ブランシエール神戸北野では「その方らしい生活」の実現の為、日々取り組んでおります。
今回は、これまで聖歌隊の中心メンバーとして活躍されていたF様に「神戸パブテスト教会」で再び、賛美歌を歌っていただいた事例をご紹介いたします。
御身体の状況で、日常生活動作における困惑も見られるF様。
それでもレクリエーションなどのイベントで歌っている際には、今でも感情豊かな表情で自信を持って歌われています。
そのお姿を拝見し、かつて聖歌隊の中心メンバーとしてご活躍されていた経験を思い出し、
「F様にもっと歌を楽しんでいただきたい」という思いが強くなりました。
そこで、ご家族へ「通い慣れた教会で賛美歌を歌う機会をつくる」という御提案をさせていただきました。
ご家族も快く協力してくださり、早速準備が始まりました。
ご家族も一度教会へ連れて行きたいと思っておられたそうですが、
「連れて行ってホームに帰った後、不穏な状態になって迷惑をかけてしまうのでは」と思い
なかなか言い出せずにいたということが後になってわかりました。
今回はホーム側からの提案であったことと、スタッフの同行も可能という安心があり、
教会への相談など、とても親身になってご協力くださいました。
そして、教会の呼びかけで聖歌隊のメンバーも集まり、
ホームでは、F様には日々の生活からミュージックカフェ等、発声を伴うイベントに積極的にご参加いただくなど、
教会での賛美歌歌唱へ向けての準備が進みます。

そして、当日。
教会では牧師様もご本人の好きな賛美歌を集めた歌集を作ってくださり、
聖歌隊のお仲間達へもお声掛けをして頂き、8名での催しが実現されました。
最近はお一人でいると不安な表情を多く見かけており、側に付き添っていても、ふとした瞬間に感情起伏が起こる事ことがありましたが、
この日は教会に入った瞬間は少し戸惑いもありましたが、時間が経つごと、曲を歌うごとに会話も弾み、独唱まで披露されました。
とても美しい声で音程も正確に保たれ、自信満々に歌声を披露されているお姿に、一同が驚きました。
また、当時のエピソードや、歌でいつもと違った表情を見ることができ、心から楽しんでおられました。
この日のF様のお姿をこれからも見続けることができる様、引き続き日々の生活のサポートを行ってまいりたいと思います。

【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。
