若葉が風にそよぐ季節、"ブランシエール港北2"にまたひとつ、嬉しい知らせが届きました。
先月、無事に帰ってきたツバメたち。
あれから巣作りが進み、静かに見守っていた私たちのもとに、ついに――可愛い雛が生まれました!!

5月中旬、卵を温めていたはずの親鳥が「ここ数日は巣から飛び立っているね」と、ご入居者の方からご報告がありました。
巣の中からかすかに聞こえる「ピィピィ…」という鳴き声。
見上げると、小さな頭が巣のふちからひょっこり顔を出していました。
「生まれたのね!」「かわいいわね~」と、ご入居者の皆様も大喜び。
その場にいたスタッフも含め、思わず笑顔がこぼれました。
ツバメは、はるか4,000kmもの旅を経て、毎年この場所に戻ってきます。
そして、こうしてまた新しい命が生まれる――それはまるで、「ここが安心できる場所だよ」と教えてくれているようです。
これから、ひなたちは親鳥に見守られながら、すくすくと育っていくことでしょう。
ご入居者の皆様も、毎日のように巣を見上げては、
「今日は何羽見えた?」
「羽ばたくのはいつかしら?」
と、まるで家族のように見守ってくださっています。
自然の中で生まれる命に触れられること。
それは、日々の暮らしに小さな感動と、やさしい時間を運んでくれます。

これからも、“港北2”の春の物語を、皆さまと一緒に見守っていきたいと思います。