初夏の風が心地よく吹き抜ける頃、"ブランシエール港北2"にまた感動の瞬間が訪れました。
先月、可愛い雛が誕生したツバメの巣。
ご入居者の皆様と一緒に見守ってきたその小さな命たちが――ついに、巣立ちの時を迎えました!

「今朝、巣が空っぽだったの!」
「昨日は、何度も羽ばたく練習をしていたわよ」
親鳥に励まされながら、少しずつ空への一歩を踏み出していきました。
そしてある日、ふと見上げると――
そこにいたはずの雛たちの姿が、もう見えませんでした。
「最後の一羽も巣立ったのね」
「元気に飛び立ったんだわ」
少し寂しさもありながら、皆様の表情には優しい笑顔が広がっていました。
これから広い空へと旅立っていく雛たち。
また来年、元気な姿で戻ってきてくれることを願いながら――“港北2”の春の物語は、ひとつの節目を迎えました。
長い人生の歩みの中で、幾度となく命の尊さに触れてこられた皆様だからこそ、こうして小さな命の成長を見守る時間を大切に感じられるのではないでしょうか。
これからも“港北2”で紡がれる日々の物語を、皆様とともに大切に育んでいきたいと思います。