株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

エリアだより・トピックス

間楽 ーまらくー

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エリアだより

田中愛美選手へ、想いよ届け!

[関東]ライフハウス新所沢

 長谷工グループがスポンサー契約している車いすテニスの田中愛美選手。2021年のパラリンピックに出場、女子シングルス・ベスト16、女子ダブルス・ベスト8と健闘されました。

 田中選手の拠点となる練習場の隣というご縁で、講演会を開催し交流を図るなど応援を続けている「ライフハウス新所沢」では、応援企画を実施。ある日のランチで、田中選手の勝負飯でもある「勝つ丼(カツ丼)」をご用意。みんなで食べてエールを届けました!

ホームの隣で練習に励む田中選手

デザートの白いカルピスゼリーで白星を狙い打ち!

メニューボードからもエールを


創意工夫で暮らしに「笑い」を

[関西]ライフハウス緑橋2

 長谷工シニアウェルデザインの各ホームでは、コロナ禍でもご入居者に館内での暮らしを楽しんでいただけるよう、さまざまな工夫を凝らしてきました。2021年に開設20周年を迎えた大阪市の「ライフハウス緑橋2」では、ご入居者から俳句と川柳を募集。集まった31の作品をすべて無記名でロビーに掲示し、それぞれ気に入った「一句」に投票していただきました。投票の結果は、開設記念祝賀会でお披露目。時世を詠む作品の数々に、ご入居者やホームに来訪されるお客さまからも「その気持ちわかるわ~」と〝ツッコミ〟が多数あったとか。

 2020年以降、暮らしの中に窮屈さを感じられる方も少なくなかったと思います。どんな状況下でも、時代に応じた「笑い」を生み出す環境を提供できるよう、これからも創意工夫を続けていきます。


1位の句も含めた作品を一部、ご紹介いたします。
  • どなたかナ マスクの顔に お辞儀する [投票1位!]
  • 「お帰り」の 声の揃ふも あたたかく
  • 巣ごもりや へそくりばれた コロナ禍で
  • まあいゝか 省略する事 多くなり

緊急事態宣言下でも、ソーシャルディスタンスを保ちつつ作品を楽しみました


ベトナム人実習生奮闘記

[関東]宮崎台つどいの家・センチュリーシティ大宮公園

 2021年11月から、「宮崎台つどいの家」のグループホームで勤務を始めたフェンとトゥイ。2人が来日したのは4年前。フェンは縫製工場、トゥイはプラスチック工場での勤務を経て、「介護の仕事をやってみたい」という想いから、一念発起して転職しました。「以前は会話の少ない職場だったのですが、介護の現場はコミュニケーションが大切。言語や文化の違いになじめるか不安でした」と話すトゥイ。しかしそれは杞憂だったようで、2人は「毎日仕事が楽しい!」と口をそろえます。日本の昔話を伺うなど、ご入居者とのコミュニケーションがやりがいにつながっているそう。目下の課題は、料理の味付け。グループホームではご入居者とともに食事の調理を行うため、日本の味を学んでいる最中だとか。3年後には介護福祉士の試験に合格することを目標に、仕事と勉強に励んでいます。

 一方、「センチュリーシティ大宮公園」で勤務する先輩実習生のハオ。介護の仕事を始めて今年で3年になります。今では夜勤もこなし、「大宮公園」の一大イベント・秋の文化祭では裏方スタッフとして機敏に働き、ホームに欠かせない存在となっています。ハオは、「スタッフの皆さんから丁寧に教えてもらったことで、一通りの仕事はできるようになりました。ご入居者が笑顔になってくれることで、気持ちも明るくなります。これからもここで働いていきたい!」と、力強く語ってくれました。

 実習生の働く姿勢やひたむきさに、周囲のスタッフも大きな学びを得ています。今後もその活躍を定期的にお伝えしていきます。

チャーミングなフェン(左)とトゥイ(右)はご入居者にとって孫娘のような存在

ご入居者から洗濯物の干し方を教わるトゥイ

「日本には四季があるので、景色がとても綺麗。春にはお花見に行きたいです」と話すハオ


神戸から台湾へオンライン講義

[関西]ライフ&シニアハウス神戸北野

 2021年11月、「ライフ&シニアハウス神戸北野」の事業所長・土本佳寿子が、台湾の樹徳科技大学に向けてオンライン講義を実施。ホームと協働している神戸YMCAを通じて依頼をいただき、社会福祉を学ぶ学生たちに日本の高齢者を取り巻く現状と介護サービスの形態、ライフ&シニアハウスの仕組みについてお話ししました。

 近年台湾では、人口に占める高齢者の割合が急速に増加しており、介護や高齢期に対する関心が高まっています。学生からは、日本の福祉職員が担う役割などについて質問をいただきました。今後も継続して人材育成の一翼を担えればと思います。

台湾の学生にオンライン講義を行う土本


トピックス

大型複合施設内に誕生するシニアレジデンス「(仮称)蔵前一丁目プロジェクト」

 東京都台東区蔵前に新しい介護付有料老人ホーム(申請予定)が2023年春に開設予定です。日本郵政不動産株式会社が開発を推進している大型複合施設内にあり、自立型居室と介護型居室が併設されます。

 江戸時代には、幕府の御米蔵が立ち並んでいたことにその名を由来する「蔵前」。計画地からほど近い「厩橋」周辺には渡船場があり、現在でも行き交う屋形船と隅田川の風景に江戸の風情が垣間見られます。近年は古民家や倉庫をリノベーションしたカフェやレストラン、雑貨店などが続々とオープンし、隅田川沿いの開放感と職人が集まる街の雰囲気から「東京のブルックリン」と称され、歴史の趣と新しい潮流が共鳴した独自の文化を育む街として注目されています。

 場所は、都営浅草線「蔵前」駅から徒歩約3分、「銀座」「日本橋」「上野」など、日本の食や芸術・文化の流行をけん引するエリアからほど近く、コンサートや観劇などの外出にも便利で、都心を楽しむ環境が整っています。これまでの運営実績のノウハウを生かすだけではなく、知的好奇心を満たし、愉しみ尽くしていただくため、優雅で上質なワンランク上の空間、サービスを提供していく予定です。

 館内にはレストランはもちろん、人々が行き交う屋上庭園、ライブラリー、フィットネスルームのほか、スカイツリーや花火を望むスカイラウンジといった共用施設を兼ね備え、人々の息遣いを感じながらも落ち着いた住環境を提供いたします。さらに、健康を支える特別なプログラムも準備中です。新着情報は2月頃よりWEBで公開してまいりますのでご期待ください。

1階 蔵前の小径
※掲載の完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。掲載内容は2021年12月時点のもので、今後変更となる場合があります。