培った経験を軸に、より洗練された暮らしのご提案を

　あけましておめでとうございます。

　昨年10月、会社統合により株式会社 長谷工シニアウェルデザインが始動して初めての新年を迎えました。会社統合にあたりましては、ご入居者、ご利用者の皆さま、ご家族、そして関係者の皆さまにはさまざまなご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。無事体制も整い、移転した本社での業務が始まっております。

　昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染の収束が見えない中ではありましたが、長谷工グループの連携でご入居者、ご利用者の皆さまや従業員へいち早くワクチンをお届けできたことは、希望を感じる出来事でした。また、1年遅れで東京オリンピック、パラリンピックが開催され、アスリートの躍動する姿や互いをたたえ合う姿から与えられた勇気や感動は、先の見えないトンネルに一筋の明かりが差し込んだように感じました。今年もしばらくは不自由な生活が続きますが、感染症を乗り越えた新しい社会を見据え、明るい光となれるような住環境を創造してまいりたいと心を新たにしております。

　さて、長谷工シニアウェルデザインの理念は「心地いい『 間 ま 』をデザインする。」に決定いたしました。共に30年以上の運営実績をもつセンチュリーライフ、生活科学運営の歴史、伝統を引き継ぎつつ、時代に即した最新の知識と技術を融合させることで、お一人おひとりにとっての心地のいい「間」を追求してまいります。

　新会社のスタートを機に、交流誌「生活創造のM」の名前を一新し、「間楽－まらく－」としました。これまで大切にしてきた〝人はみな自分の人生の編集長〟というマインドを引き継ぎ、ご入居者のお声を中心に、皆さまご自身にとって心地いい「間」を考えるきっかけとなる情報を発信していきたいと思います。ぜひご期待ください。

　皆さまにとりまして、おだやかで幸多き一年でありますことを心より願っております。