株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

つるべーについて

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ハウス通信並びに、「緑橋通信」をご覧の皆様、こんにちは!

ライフ&シニアハウス緑橋 ノーリフティングポリシー委員会です!

この通信は、「緑橋」スタッフなら誰でも作成する事が可能ですが、今回は前回のランジ姿勢についてアップした「ノーリフティングポリシー委員会「」が記事を作成しました。

ライフ&シニアハウス緑橋の情報や様子をコミカルに伝えればなと思っていますので、最後までお付き合いくださいませ。

タイトルに「つるべー」とありましたが、もちろん落語家で俳優の「笑福亭〇〇」さんではございません(笑)

前回、ランジ姿勢の時に「腰に負担のない,抱えない」介護を長谷工シニアグループでは取り組んでいることをお伝えしましたが、そこである疑問が浮かびませんか??

体格の大きな方、立てない方、力が入らない方、そういう方々を起こす場合はどうするんですか?と思われたはずです。

介護用品には様々な商品があります。大きい物でしたら入浴機器、小さい物でしたら箸やスプーンにフォークと、身近な物でしたら車椅子もそうですし、杖、もそうです。

そこで今回、説明するのが移乗機器の「つるべー」です。

※ここで「つるべー」を紹介します。

つるべーとは「株式会社モリトー」さんが「床走行リフト」として販売している商  品です。

☆つるべー☆

(床走行リフト)

解説)今までの床走行式リフトが苦手とする旋回を軽くするために開発された新発 想リフト。脚部下部の開放によりリクライニング車椅子でも正面からアプローチが可能。床からの移乗にも適しています。

■耐荷重⇒120kg

「安全に優しく簡単に移動できる介護リフト」として開発されました。

「スリング」という物でご入居者の身体全体を包み込み、リフトでそれをひっかけ吊るします。車椅子⇔ベッド間での移動が可能な画期的な商品です。

イメージはハンモックの中に居るような感覚ですね!!

 

ライフ&シニアハウス緑橋では数年前からつるべーの導入をしていますが、

●「つるべーのサイズ」

●「新しいことへの習得」

●「操作」

という3大不安要素から、なかなかスタッフ間への周知が滞っている現状がありました。しかし、ライフ&シニアハウス緑橋でも新しい風の風通しをよくすべく、ノーリフティングポリシー委員会が今年度は、と立ち上がったのです。

そこで先月に、つるべーを使った勉強会を行いました。

解説)

車椅子の状態から対象者(ご入居者)をスリングに装着している最中です。

解説)

背中に覆ったスリングの端を引っ張っている最中です。

解説)

つるべーで吊った対象者(ご入居者)をベッドに降ろした瞬間、若しくは横になっておられた対象者をスリングで覆い、リフトを引っ掛けて上げる瞬間です。

三大要素はどこ吹く風、「私、絶対覚えられへんわ〜」と言っていたスタッフも1度行うとほぼ習得に!!

勉強会後の研修報告書から、一部スタッフのコメントです。

●今の職場で初めて使用しました。ご入居者に負担なく、介護者の身体も守れるなら、安心して使用できると思います。

●体重の重い方や背の高いご入居者の移動手段に、優しく簡単に出来るリフトで、ご入居者も介護スタッフもお互いに負担なくスムーズに働けるリフトだと実感しました。

●しっかり手順を踏んだら思っていたよりも簡単に出来るかなと思いました。つるべーの使用はご入居者も楽だし、スタッフにとって腰への負担はかなり楽になると思います。

素晴らしいコメントですね! モリトーさんに報告したいぐらいです(笑)

ですが、やはり良い事ばかりではないのが本音。

●実際のご入居者相手では時間がかかりそうだと思いました。

というようにメリット,デメリットはありますよね。

デメリットがいつか完全に無くなり、ライフ&シニアハウス緑橋の介護では、つるべーでの移乗がスタンダードになるようこれからも全力で走りつづけます。

尚、ライフ&シニアハウス緑橋では「つるべー」の他に「ステラ」という介護機器も使っています。それはまた、後日にでも機会があれば紹介しますね。

最後に今月は(8月)ランジ姿勢の勉強会をします!!

その様子もお伝えできればと思っております。

(From:ノーリフティングポリシー委員会)