株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

お手玉作り

暮らし

 住宅型有料老人ホーム ライフハウス緑橋2には、比較的お元気な方が多くご入居されております。皆様、自由に外出され、習い事に行かれたり、ショッピングに行かれたりと、ご自身のライフスタイルで、生活をされております。

 そんなライフハウス緑橋2ですが、毎月開催される定期イベントや、その時々に合わせた単発のイベントなど、様々な催しを行っております。もちろん、参加は自由ですが、お話好きな方も多く、比較的イベントの参加率は高いハウスであり、ご入居者同士の仲の良さが伺えます。

 今回はそんなイベントの中でも、3月から継続してこの度、6月21日についにすべての工程が終了し、完成した100個のお手玉作りをご紹介。

 

作り方をお伝えするハウス長

平均年齢82.4歳の当ハウス。

皆様縫物はお手の物。ハウス長がホワイトボードに作り方を記入すると、「なるほどね」と、ササッと作業に取り掛かります。

 

ハウスで裁縫道具を用意しておりますが、中にはご自身の使い慣れたものを持参される方もちらほら。

皆様、口をそろえておっしゃるのは、「針を通すのはしんどい。通してしまえば、あとはどうとでもなるんやけどな」。

その辺りはスタッフでお手伝いをさせていただきましたが、皆様有限実行という所でしょうか、それ以降の縫物は本当に手際よく、お手玉にする袋が完成して行きます。

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集中しながらも笑顔でお手玉を縫い上げて行きます

 

 

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慎重に少しずつ入れないとこぼれてしまう意外と繊細な作業

 

「縫物は自信無いけど、中身をつめることはできるで!」

と、男性のご入居者も作業に加わります。

中身は、小豆ではなく、専用のビーズを使用致しました。

 

3月から始めて6月。毎月一回、四ヶ月に渡り、ついに完成したお手玉100個。

赤と緑の2色で作ったのは、この後玉入れや、チーム対抗戦の球技(?)等に使用するため。

 

 

 

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落ち着いた色合いで可愛らしいお手玉の完成です

 

 

お手玉の残像を見てください。結構本気の速度です。

 

完成したお手玉の具合を確かめるべく、キャッチボールをはじめるお二人のご入居者。

軽快なキャッチボール姿に、お二人はもちろん、他のご入居者の皆様も笑顔に成ります。

 

七月には、このお手玉を使ってのゲーム大会も予定しております。それぞれのチーム対抗戦で、白熱したバトルが繰り広げられることでしょう。

  今回はお手玉作りでしたが、イベントについても様々なものを企画し、一人でも多くのご入居者に楽しんで頂けるよう、ご入居者とも相談しつつ、日々スタッフも工夫を凝らして催しを企画しております。

 それぞれのライフスタイルの中に、入居者同士のコミュニケーションもあり、着かず離れず、笑顔と節度を持って楽しくご生活されているのも、皆様の元気の秘訣の一つなのかもしれません。

 

 (FROM:ハウススタッフ)