
朝晩は肌寒く感じる日も増えてきましたが、昼間はまだまだ暑さの残る大阪市内。『ブランシエール緑橋2』では、秋の風情を感じさせる作品が館内を彩っています。
金糸で表現された月と、手前に揺れるススキが印象的な刺繍作品。
その前には、中秋の名月を待ちわびるかのようにちょこんと座る折り紙の白兎。ユーモアのある配置に、思わず笑みがこぼれます。
もう1つの作品は、秋の田園風景を描いた作品。
金色に輝く稲穂が、ビーズ刺繍で立体的に表現されています。空にはトンボが舞い、遠くには小さな家とやさしい丘の稜線。夕暮れの空は淡いピンクから青へと移り変わり、秋の静けさと温もりが感じられる一枚です。
夕焼けの田園風景と舞う赤とんぼの姿は、どこか懐かしい気分にさせてくれますね。


秋と言えば、木の実と動物。白い毛並みのかわいらしいリスの編みぐるみが来訪者を出迎えてくれています。黒い目と鼻が愛らしく、手にはドングリを抱えている姿が愛らしいですね。
館内で季節の移ろいを感じさせてくれる作品たち。
今年の秋も『ブランシエール緑橋2』のぬくもりを感じられる作品をお楽しみください。