― 職人の技と旬のネタを堪能する特別食イベント ―

11月の特別膳は、『寿司御前』
お刺身やお寿司は人気のメニューなのですが
今回は一味違う趣向をこらした内容でご提供しました。
職人の所作がつくる、静かな高揚感
そう、今回は寿司職人(ブランシエール南浦和の料理長)による、目の前で握る本格寿司の提供です。
湯気をまとったしゃり、丁寧に研がれた包丁の静かな音。
ご入居者の皆さまは自然と手元へ視線を集め、実演が始まると場の空気がゆっくりと引き締まっていきました。
一本の包丁から生まれる“美しい瞬間”
まぐろ、ブリ、煮アナゴ、サーモン、小肌、真鯛──
それぞれのネタが包丁で切られるたび、艶やかな断面とわずかに立ち上る香りが、上質な雰囲気を作り出します。
握りの所作も流れるようで、艶々のお寿司が並んでいきました。

できたての品が持つ、格別の味わい
握りたての寿司は、口に運んだ瞬間に豊かな香りと旨みが広がり、普段とは一線を画す上品な味わいを感じていただけたようで、
皆様「おいしいと」と舌鼓を打ちながら召し上がられていました。
会話が自然と生まれる、豊かな余韻
食後には「包丁の入れ方が美しい」「今日は特別だった」といった声が聞かれ、味だけでなく“体験そのもの”を楽しんでいただけた様子でした。
余韻が残る食堂では、ご入居者の笑顔の溢れ、自然とお話が弾む時間になりました。
次回への期待を高める、特別なイベントに
今回の寿司イベントは、味・所作・香りのすべてが調和し、食を五感で楽しむひとときとなりました。
今後も四季折々の食材や趣向を取り入れながら、皆さまに上質な体験をお届けしてまいります。