株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

スタンディングリフトに乗ってみた

ブログ: ウェルミー宮崎台

スタンディングリフトに乗ってみた

暮らし

こんにちは、先月入職したスタッフKです。介護職1年生です。

先日、スタンディングリフトに乗ってみました。
スタンディングリフトとは、自力で立ち上がることが困難な方の移乗をサポートする補助用具。
見たり聞いたりしたことはありましたが、当グループホーム「ウェルミー宮﨑台」には、それがあったんです。

大きい機械だなぁ、ぬくもりがないなぁ、リフトされる方はどんな気持ちなんだろう、
痛かったり、体勢がつらかったりしないだろうか、と疑問が出てきて、また年齢のせいかテクノロジーへの抵抗もあったので、
早速、先輩職員達にお願いして利用者体験をさせてもらいました。

これが、すごい!!
安定性があり、リフト時にどこかに当たったり、締め付けられたりする感覚もないです。
動きもスムーズで、無理な姿勢で抱え上げることがなくなるため、
痛みや不快感なく安全に立ち上がって移動することができました。

あえて、気になる点をという事でしたら、スネの部分に力を感じたくらいです。
痛い力ではなく、ここでも支えられている力があるんだなぁという感覚です。
もちろん、介助者側の練習もしましたが、腰の負担もありません。

他にも、このリフトは、利用者にとって介助者に迷惑をかけているという心理的な負担を軽減したり、
離床する機会が増えることで、リハビリテーションの効果を高め、活動性を維持する助けになったりもするそうです。

その反面、介護現場では人間的な触れ合いが重視される傾向にあるので、
機械を使う介助に心理的な抵抗を感じる利用者や職員もいるようです。


介護分野においても、「古きを知り新しきを知る」が重要な意味を持つ時代なのかも。
経験や伝統から学び、それを現代の技術や考え方と融合させることで、よりよいケアを提供することにつながればと思いました。

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