梅雨も明けたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、ブランシエールケア西千葉で取り組んでいる「KMP活動」=「プレミアムタイム」の活動内容の一部をご紹介いたします。
「プレミアムタイム」とは・・・ご入居者おひとりお一人の叶えたい目標を定め、その実現や実現に向けての時間のことを指します。
西千葉では「期待を超えるプレミアムタイム」と掲げて日々取り組んでいます。
7月中旬に2階の男性ご入居者のプレミアムタイムを開催しました。
『顔の見えるケアプラン』の取り組みの一環として、ご入居者の「お蕎麦を食べに行きたい」というご希望を叶えるため、外食へ出かけました。
今回ご一緒したご入居者は、昨冬にも近所のカフェへコーヒーを飲みに出かけました。
その際は大変喜ばれ、「今度はお蕎麦が食べたい」と新たなご希望を話してくださり、
なぜお蕎麦を希望されるのかお話を伺ったところ、以前ご自身でそば打ちをされていたご経験があるとのことでした。
ホームの近くに美味しいお蕎麦屋さんがあることをお伝えすると、次の外出を大変楽しみにされていました。
しかし、春頃から心不全の疑いや喘鳴がみられたため、安全面を考慮し、外出の実施を見送っていました。
その後、ご本人の体調が安定したため、改めてお蕎麦を食べに行く外出イベントを計画いたしました。
再び、ご希望の聞き取りを始めると「特に思い出のお店があるわけではないけれどね」と話されながらも、
「そばにかこつけて海老の天ぷらが食べたいんだよ。そば屋の天ぷらは美味しいからね」と、笑顔で話してくださいました。
また、仕事で新潟へ通われていた頃によく召し上がっていたという「へぎそば」の話も聞かせてくださり、
その頃の思い出に触れながらスタッフはお店探しを行いました。
ホーム周辺を調べたところ、へぎそばと海老天が楽しめるお店を商業施設内で見つけることができました!
当日までは、看護師の指示のもと、毎日のバイタル測定を行いながら、ご本人の体調の変化に気をつけてまいりました。
また、心不全の疑いが出てからは車いすで過ごされる時間が増えましたが、ご本人にも無理のない範囲で、
ご自身でできることは続けていただきました。
「お蕎麦を食べに行きたい」という楽しみを実現できるよう、職員も体調管理や体力づくりのお手伝いをしながら、
外出の日を一緒に心待ちにしていました。
そうして少しずつ体調も安定し、念願のお蕎麦屋さんへの外出が実現できることとなりました。
当日は、「今日はざるそばがいいね」と希望され、天ざるそばを注文されました。
視覚に障がいがあるため、スタッフがお蕎麦や天ぷらの位置をお伝えしながら、
安心して食事を楽しんでいただけるようお手伝いをしました。
揚げたての海老天は特にお気に召されたご様子で、2本とも尻尾まで召し上がられていました。
食後には、「久々に硬い蕎麦が食べられて良かったよ。海老天もサクサクで美味しかったね」と、
とても満足そうな笑顔を見せてくださいました。
帰り道には、近くのイタリアンやとんかつ屋さんにも興味を持たれ、「今度はあそこもいいね」と次回のお楽しみも見つかったようです。
私たち介護職にとって、ご入居者の「食べたい」「行ってみたい」という思いに寄り添うことは、
日々の生活に彩りや楽しみをもたらす大切な支援のひとつです。
今回のお出かけを通して、食事だけでなく思い出話にも花が咲き、笑顔あふれる時間を一緒に過ごすことができました。
これからもお一人おひとりの「やりたい」を大切にし、その方らしい暮らしを支えられるよう努めてまいります。


生活するうえで欠かせないお食事。
その中でも「お蕎麦と海老天が食べたい」という願いからスタッフが計画し、ご入居者とも相談して実際に叶ったお話でした。
私たち西千葉スタッフはご入居者の夢や目標に寄り添ってこれからも一緒に歩んでいきます。
今後もプレミアムタイムについて沢山紹介してまいりますので、お楽しみに!
今後ともブランシエールケア西千葉をよろしくお願いいたします!
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
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