長谷工シニアウェルデザインでは、
ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、
趣味や嗜好、やりたいことを大切にし、
その方らしさが見える「顔の見えるケアプラン」を作成しています。
その中で計画した心地よい時間を「プレミアムタイム」と呼び、日々取り組んでいます。
今回のプレミアムタイムの主役は、T様です。
T様はもともと外出がお好きで、
おしゃれな喫茶店や甘いものを楽しむ時間を大切にされてきました。
最近はそうした機会が少なくなり、
「たまには外でゆっくりお茶をしたいわね」と話されることがありました。
一方で、普段の生活の中ではホーム内で過ごす時間が中心となり、
気分転換の機会が限られていました。
外の空気を感じながら、好きなものを楽しめる時間が必要ではないかと考えました。
そんなある日、近くにある喫茶「くまねこ」の話題になりました。
「どんなお店なのかしら」「行ってみたいわね」という言葉が聞かれ、
今回の外出を計画することになりました。
準備では、安心して外出できるよう体調確認を行い、
歩く距離や休憩場所も事前に確認しました。
また、ご一緒する皆様にもお声掛けし、
当日を楽しみに待てるよう写真を見ながらお話しする時間を設けました。
当日までの間も、「いつ行くの」「何を食べようかしら」と話題は尽きませんでした。
スタッフが「楽しみですね」と声を掛けると、
「今からわくわくするわ」と笑顔で答えてくださいました。
当日、梅雨の晴れ間の気持ちよい空の下、
ご入居者3名とスタッフ2名で出発しました。
「いったいどこに行くのでしょうね」と
皆様で話しながらお散歩気分で歩きます。

ついに目的地へ到着すると、
「うわぁ~!!」と、思わず声が上がりました。
店内の落ち着いた雰囲気に包まれながら席へ着き、メニューを開かれます。
「これこれ、これ~え!これが食べたいわぁ」
「私も同じにしようかしら」
「おいしそうね」
皆様が選ばれたのはチョコミントパフェでした。


パフェが運ばれてくると自然と笑顔が広がります。
隣のお客様にも気さくにご挨拶され、会話はどんどん盛り上がりました。
「口の周りについてるわよ」とお互いを指さして大笑い(笑)。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。


もう一つ印象的だったのは、帰り道です。
行きは期待でいっぱいだった皆様でしたが、帰りは満足感でいっぱいでした。
ハミングを口ずさむ方もいらっしゃり、自然と笑顔がこぼれます。
ホームへ戻られてからも、
「とってもおいしかった」
「こういうところは最近なかなか来ないから嬉しいわ」
「また来たいね」と感想が続きました。
今回のプレミアムタイムを通して、
外出することのお楽しみだけでなく、
人との交流や季節を感じる時間の大切さを改めて実感しました。
K様らしい心地よい時間を過ごしていただくことができ、
私たちスタッフにとっても嬉しい一日となりました。
ブランシエール大宮公園これからも顔の見えるケアプランを通じて、
その方らしい時間や思い出づくりを大切にしながら、
笑顔あふれるプレミアムタイムを積み重ねてまいります。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。