長谷工シニアウェルデザインの「顔の見えるケアプラン」では、
ご入居者お一人おひとりのその方らしさを大切にしたケアプランを作成し、
そのケアプランに基づいたサービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
今回は、甥御様との再会をきっかけに実現した、K様ご夫妻のプレミアムタイムをご紹介します。
K様ご夫婦は、長年にわたり、お互いに支え合いながら歩んできました。
現在はホーム内の異なるフロアで生活されていますが、定期的に交流されており、お互いを気遣いながら過ごされています。
また、今年は海外赴任をされていた甥御様が帰国されるという大きな出来事がありました。K様ご夫婦にとって大切なご親族であり、久しぶりにゆっくりお会いできる機会を楽しみにされていましたが、なかなか落ち着いて顔合わせをする時間が取れない状況でした。
ある日、K様とお話をしている中で、甥御様が帰国されていることを伺いました。
「せっかく帰ってきているから、一緒に食事でもできたらいいね」
「どうせなら丑の日が良いよね、皆うなぎが好きだから(笑)」
そんな会話がきっかけでした。
必要な行政手続きもひと段落する7月頃なら予定が合わせやすいという話になり、ご家族との顔合わせと会食を兼ねたプレミアムタイムを計画することになりました。
当日に向けて、スタッフはS様と一緒に少しずつ準備を進めました。甥御様に伝えたいことを整理しアルバムを作成いたしました。
「今はどんな生活をしているのかな」
そんな言葉を交わしながらスタッフと準備を進める時間も、K様にとって楽しみの一つになっていたようです。

多職種のスタッフも関わりながら、自然な形で当日を迎えられるよう支援しました。
日が近づくにつれて、K様は甥御様との再会を心待ちにされていました。
スタッフが予定を確認すると、「楽しみだね」と笑顔を見せてくださいます。
前日の夜は落ち着かず眠れない様子もみられました。
そして、当日。ついに待ち望んだ再会の時間です。
到着すると、ご家族の皆様も自然と笑顔になられます。
会場となった会議室には温かな雰囲気が広がっていました。
この日のために、ご主人が購入してくださったうなぎとアイスが用意され、ご夫婦と甥御様を囲んで食事会が始まりました。
「久しぶりだね」
「元気そうで安心しました」
「海外はどうだったの」
会話は途切れることなく続いていきました。
うなぎを召し上がったK様は、「これはおいしいね」
奥様も「おいしいわよ」と甥御様親子にうなぎをすすめていらっしゃいました。
アイスを口にしながら談笑されるご様子は、とても穏やかで自然そのものでした。
食事だけではなく、ご夫婦が一緒の時間をゆったり過ごされたことも印象的でした。
普段は異なるフロアで生活されているお二人ですが、この日は昔から変わらない空気感で会話を楽しまれていました。


ご家族との再会と、ご夫婦の交流。
二つの喜びが重なった特別な時間となりました。
会食は終始和やかな雰囲気の中で進み、ご家族同士の交流を深める機会となりました。
ご家族の皆様と、新たに着任した事業所長やケアリーダー、ケアマネジャーとの顔合わせも行うことができ、今後の関係づくりにもつながる有意義な時間となりました。
K様からは、「本当に良い時間だった」
とのお言葉をいただいています。
ご本人が大切にされている人とのつながりを支えることの大切さを、改めて感じる機会となりました。
食事そのものだけではなく、再会を楽しみに待つ時間や、ご家族と笑顔を交わす瞬間にも大きな価値があります。
プレミアムタイムならではの温かい時間を見ることができ、スタッフにとっても嬉しい一日となりました。
これからもK様ご夫婦らしい暮らしを大切にしながら、ご家族との関係や人生の歩みを支える取り組みを続けてまいります。
ご本人が大切に思う人や場所、時間に寄り添いながら、その方らしいプレミアムタイムを一つひとつ形にしていきたいと思います。
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。
