星が丘では作業療法士の方が定期的にリハビリに入っています。
まず、その方の体の機能や状態を確認する為に身体評価を行ないます。
その上でリハビリの目的や目指す目標を決め、機能向上、維持の為にリハビリを行なっていきます。

生活の中でトイレに立つ時・ベッドや椅子への移り替えが継続して出来るように、リハビリの時間の中で機能維持を目的に立ち座りの動作等、リハビリメニューを作業療法士の方と一緒に行なっています。
定期のリハビリだけでなく、日々の生活の中でスタッフと一緒に自主トレメニューを実施し取り組んでいる方もいらっしゃいます。

足の下にクッションを入れることでリラックスした状態になります。
ベッドでお過ごしの方は、四肢の拘縮予防にまずは筋肉を伸ばしたり、ほぐすストレッチをします。
その後に手足の上げ下げや屈曲、腰の運動とその方の体に触れながら、合った運動を実施しています。
マッサージをして筋肉をほぐすことでリラックス効果にもつながります。


伸ばす際に蹴るような形で力を入れています


それぞれその方に合ったリハビリを提供しております。
機能を維持することで入居者の方が健康で、自分らしくお過ごしになられるように
作業療法士の方へ相談、リハビリの共有をし、日常生活の中でもリハビリを取り入れていきます。
また月に2回OTによる集団体操の時間があります。
一つ一つの体操、動きに対してどこに意識するのか、どのような効果があるのか等を伝えながら体操をしてくれます。
皆さんで歌いながらリズムに合わせて手足を動かし楽しくリズム体操をしています。
声を出しながらリトミック運動をすることで頭を使う為、脳も活性化していきます。




その方の生活スタイルに合わせ、外の気持ちの良い風と空気を吸いながらリハビリを行なっていました。
「気持ちがいいわね」と手足の屈伸や足に力を入れる運動をしていました。


リハビリ時は多少痛みも感じるようですが、その後体が軽くなったり、痛くて動かせなかった部位が動くようになり
「やって良かった」と入居者の方の声が聞かれています。