ある日、「コーヒーを入れて、みんなに飲んでもらいたいの。」
そんなN様の一言をきっかけに、N様のプレミアムタイム「1日限定のプチカフェ」を開催しました。
N様は若い頃に喫茶店で働いていたご経験があり、大のコーヒー好き。
ご自身でコーヒーを楽しむだけでなく、周囲の方への気配りも欠かさない、とてもサービス精神旺盛な方です。
以前から「皆さんにコーヒーを振る舞いたい」という思いをお聞きしていました。
早速プチカフェの準備が始まります。
職員で相談し、「お一人でやられるよりもT様と一緒ならN様も心強いのではないか」とのアイデアがあがり、
同じく以前に喫茶店の店主として活躍されていたT様にもご協力いただくことに。
お二人にプチカフェの主役をお願いしました。
N様には、コーヒーのドリップをするため、コーヒーポットを持ったままでもふらつかず立っていられるように
機能訓練指導員による立位訓練やバランス訓練、歩行訓練など個別リハビリを重ねてきました。
ホームにある道具でのカフェ開催となるため、ドリップの練習も行いました。

いよいよ、カフェ開催当日。
お二人が心を込めてコーヒーを準備。
カフェのお客様には、機能訓練に来られたご入居者や1階フロアのご入居者をご案内しました。
プチカフェに到着すると、コーヒーの香ばしい香りが広がり、本当の喫茶店に足を運んだかのような雰囲気に。
皆様自然と笑顔になり、会話にも花が咲きました。
「おいしいね」「本当に喫茶店みたい」「また来たいな」
そんな声があちらこちらから聞かれ、会話の輪が広がっていきます。
コーヒーを振る舞うN様の表情はとてもいきいきと輝き、その動きはこれまでの経験を活かし、まるで喫茶店のマスターのよう。
コーヒーを淹れながら、皆様へ気さくにお声掛けをされ、周囲からも自然と笑顔がこぼれていました。
また、T様との息もぴったりで、お二人は昔を思い出すように楽しそうなご様子。
コーヒーの香りに包まれながら、本当の喫茶店に来たかのような雰囲気に、ご入居者だけでなく職員までほっとした気持ちになりました(笑)
もちろん、この日の主役はコーヒーだけではありません。
お二人がこれまで歩んでこられた人生や経験が活かされ、その姿に周囲の皆様も元気や笑顔をもらっていたように感じます。
一杯のコーヒーが人と人とをつなぎ、素敵な交流の場となったプチカフェ。
ご入居者それぞれが培ってこられた経験や得意なことを活かせる機会の大切さを、改めて感じるひとときとなりました。
これからも、ご入居者の「やってみたい」「誰かの役に立ちたい」という思いを大切にしながら、
笑顔あふれる時間を作っていきたいとおもいます。
次回のプチカフェもお楽しみに♪♪
【顔の見えるケアプランとは】
長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者お一人おひとりのこれまでの暮らしや経験、趣味や嗜好、やりたいことなどをお伺いし、その方らしさを大切にした「顔の見えるケアプラン」を作成しています。顔の見えるケアプランで計画した、その方らしい「心地よい」サービスの時間を「プレミアムタイム」と呼び、力を入れて取り組んでいます。
※本ページに掲載されている写真は、ご本人またはご家族の了承をいただいた上で使用しています(掲載内容の無断転載・二次使用禁止)。
