私たち長谷工シニアグループの事業所ではご入居者の生活の日々をサポートしております。
日々の生活はもちろん、ご入居者の最期を看取らせていただいています。
そこで今回はひとりひとりご入居者が最期まで自分らしく過ごしていただくためにはどんなケアをすべきなのか、他の事業所ではどういうケアを行っているのかなど、よりよいケアを行うべくスタッフの看取り研修を行いました。
研修の目的としては
- 看取りを通じて多職種と議論することで、日々のケアを振り返る
- 看取りのあるべき姿の共通認識を持つ
“生活を支える看護師の会” 小林悦子先生をお招きして、「生ききるための看取り援助〜やりたいことを見つけよう〜」という題で、講演を行っていただきました。
看取り援助は入居された時から始まっており、最期の日に向けて、毎日を楽しく生きていただけるよう援助することであり、やり残したことはないか? 食べ残したものはないか? そういったことを実践するために、私たちは入居者のことをよく知る必要がある。
残された施設での生活が本人らしく送れるよう、私たちはどのようにケアしていくべきかを考えました。
その後、「看取りについて」「日々のケアについて」を事業所ごとで考え
- 自分たちはどうしていきたいか
- できていないことは何がある?
- できていないことができるようになるには、誰が、いつ、どのような行動をとるのか?
といったことを発表しました。
研修後に看取りとは生きるための介護であるということを改めて学べた研修になったという感想がたくさんありました。
私たちは介護のプロですが、ご入居者とのお別れはやはり寂しく感じます。
しかし! 今後もご入居者がどう生きていくか、そのために私たちができるケアを日々考え、実行しながら皆さんが安心して生活できるようサポートしていきます!