株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

自分らしい暮らしを叶える「顔の見えるケアプラン」

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自分らしい暮らしを叶える「顔の見えるケアプラン」

長谷工シニアウェルデザインでは、ご入居者の皆様に「いくつになっても自分らしい暮らし」をお過ごしいただくため、その方のやりたいことを叶える「顔の見えるケアプラン」の研修・導入を進めています。
「ケアプラン」とは、ご入居者がどんな生活をしたいかを記す、いわば「要望書」です。私たちはご入居者の想いを受け、半年~1年先の目標と、実際のサービス内容を定めたケアプランに基づいて介護サービスを提供しています。
一般的に介護施設のケアプランは「楽しく一日を過ごすこと」など、抽象的で一律的な目標になりがちですが、「顔の見えるケアプラン」はそうではありません。ご入居者のやりたいことを引き出し、それを実現するために、より具体的な言葉で目標を設定します。
例えば、「ライフ&シニアハウス井草」にお住まいの関 典子(80歳)さんの場合。ご入居されて間もないこともあり、「周りのご入居者やスタッフともっと親しくなりたいけど、どうしたらいいか分からない」という悩みがありました。
そんな関さんとの会話のなかで、「野球観戦好き」ということを知ったスタッフ。特に、長年広島カープを贔屓にしており、同じくカープファンであるスタッフと意気投合!体力的に遠出の外出が難しい為、「ご家族・スタッフと一緒にカープの試合を自室で観戦する」というケアプランを立て、決行となりました。

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当日は、娘様・スタッフとともに応援グッズを身に着け、試合観戦。おつまみや飲み物は関さんが自らご用意

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真剣な眼差しが通じたのか、この日は見事にカープが勝利!!

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関さんは、「自分の好きなものを通じて、ご入居者やスタッフとの会話を増やしていきたい!」と、目を輝かせます

ご入居者の趣味や価値観を知るきっかけは、日々の関わりやふとした雑談の中に隠れていることが多々あります。私たちはチームでご入居者に関わることで、多くの情報を得て、またそれを専門的な視点で分析をしながら、ご本人やご家族の意向をプランとして形にし、サービスのご提案をしています。

長谷工シニアウェルデザインでは専門家による監修をうけながら、「顔の見えるケアプラン」を全事業所に導入中です。今後もご入居者の「お顔」が鮮明に目に浮かぶようなエピソードをご紹介してまいります。