株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

地域貢献型災害用備蓄スタンド「BISTA」を運営全ホームに導入

ウェルトピックスTopics

地域貢献型災害用備蓄スタンド「BISTA」を運営全ホームに導入

長谷工グループでは、”住まいと暮らしの創造企業グループ”として、グループ全社員およびそのご家族、建設現場や管理マンション、私たちの運営する事業所など関係各所での安全を守るため、災害発生時にいつでも迅速な対応が可能な体制を整えるため、大規模地震発生を想定したBCP訓練※を毎年行っています。

※BCP訓練

BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)とは、自然災害などの緊急時における速やかな事業復旧できるよう定める計画のことです。事業継続計画の実効性や内容が適切かどうかを検証するためBCP訓練を定期的に実施し、見直し・改善につなげていきます。また、従業員の防災意識を高めることも目的としています。

4233b11f-4848-493c-8b4f-2232b179ad57
DSC01925.JPG
本社に導入された白の「BISTA」。内部には発電機用燃料やポータブルの蓄電池をストックしています。
DSC01927.JPG

今回、BCP策定の義務化に伴い、改めて全ホームのBCP計画の見直しをしたところ、災害時の電源確保が不十分な点が確認されたため、新たに蓄電池や発電機の購入を決定しました。あわせて、防災用品の収納と、スタッフ一人でも移動可能な利便性、更にホーム内の共用空間に設置しても違和感のないデザイン性を重視し、<地域貢献型>災害用備蓄スタンド「BISTA」を一斉導入いたしました。

「BISTA」を共用空間に設置することにより、スタッフだけでなくご入居者にも防災用品の存在が周知でき、暮らしに安心感を与えてくれるとともに、何かあった時の迅速な対応にもつながります。

身近に「防災」を意識していただける1つのきっかけになればと考えています。

DSC01921r

12月に開設したブランシエール目黒は、インテリアに合わせて黒をセレクト。

私たちが運営するホームはご入居者にとって、終の棲家としてお選びいただいた大切な空間です。どんな時でも建物と暮らしの安全をお守りできるよう、日々の訓練や設備の確認に取り組んでいます。各ホームでは、1日3食3日分の食料と水の備蓄を徹底し、非常用のマンホールトイレやかまどスツールなどの設備などを進めてきました。また、「マンションの長谷工」ならではの対策として、大規模災害発生時には、「応急危険度判定士」の資格を持つグループ社員が現地に応援に駆けつけ、建物の被災状況を調査・判定し、倒壊や落果等による二次災害の予防にも努めています。 もしもの事態を常に想定しながら、地域社会とのつながりにも積極的に取り組み、訓練と改善を積み重ね、ご入居者の皆さまの安心かつ安全な暮らしを守り続けて参ります。