株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

白熱教室! リスク感性を磨く

暮らし

こんにちは、事業所長の古澤です。

毎月開催しているリビングミーティング、9月は特別企画でリスク予防研修を行いました。
きっかけはたまたま私が目にしたある日の新聞記事。
100歳の女性が介護施設で転倒・骨折して3ヶ月入院となったケースが訴訟になったというのです。

「なぜ!?なぜこの事故が訴訟にまで???」
何度も何度も読み返した末にフッと思いつきました。
この疑問をスタッフみんなで考えてみよう!

さて当日。
事前に記事を読み考えをまとめて臨んだ参加者7名が思い思いに意見を述べてくれました。
「家族とのコミュニケーションが不足していたのでは」
「スタッフを呼べたはずなのになぜこの時は呼ばなかったのか」
「記録もただ書くだけでなく、こまめな変化まで残しておく必要があるのでは」
など次々に。

リスク予防研修.JPG

ブランシエール浦和は自立型なので、リビング相談員が身体介護を行うことはありませんが、
経理事務のKさんも、ゲスト参加となった入居相談員・Tさんも、
ただ黙って聞いているだけの人は一人もいません。

事故・トラブルを防止するにはルールを決めて上から管理するだけではなく、
個々のスタッフのリスクに対する感性が磨かれなければなりません。
お互いの視点の違いからの新たな気づきもあり、
短いながらもたいへん有意義な時間となりました。

ブランシエール浦和 事業所長 古澤隆生