株式会社 長谷工シニアウェルデザイン

入居から15年。多様な人との交流が、元気をつくる

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入居から15年。多様な人との交流が、元気をつくる

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ブランシエール日暮里
安田信夫(しのぶ)さん

2018年6月に開設15年を迎えた、東京都荒川区の「日暮里コミュニティ」。 有料老人ホーム「ブランシエール日暮里」、コレクティブハウス、保育園から成り立つ複合型のホームは、新たな住まい・暮らし方として、各所から注目を集め続けています。 夫の主計(かずえ)さんと共に入居された安田信夫(しのぶ)さん(84歳)。 取材当日が入居15年目という記念すべき日に、ご入居のきっかけから現在の生活まで振り返っていただきました。

 

入居を決めたきっかけ

入居前、夫の主計さんが要介護状態となり、日中はデイサービスを利用し、自宅での介護は安田さんが担っていました。 「介護に疲れていた私を見かねて、すでに他の有料老人ホームに入居していた兄が、施設への入居を提案してくれました。 『介護する側が犠牲になる生活は良くない、自分の趣味や楽しみを続けなさい』と、夫の担当医がアドバイスしてくれたことも後押しとなりました」と当時を振り返ります。 

安田さんが荒川区の周辺でちぎり絵と茶道を習っていたこともあり、利便性の良い「日暮里」の夫婦介護居室への入居を決めました。 「入居後は、スタッフが夫の介護や居室の管理をしてくれるので、安心して外出することができ、精神的な負担が軽くなりました。 夕方に夫婦で散歩をすることが日課でしたね」。 

 

ホームはみんなの「家」

入居数年後に主計さんが他界し、現在は同じ居室に、安田さんお一人で生活をされています。 「夫が亡くなった翌年に、初孫が産まれました。 娘が出産直後に孫を連れ2週間ほど滞在していたのですが、当時の事業所長が『ここは実家なんだからゆっくりしてください』と声をかけてくれたことが印象的でしたね」と話します。 

 

地域交流で、生活が豊かに

安田さんの今一番の趣味は、荒川区が行っている健康麻雀だと言います。 

「夫が亡くなったあと、何か楽しみが無いかな…と探していた時、ポストに健康麻雀のチラシが入っていたことを思いだし、参加しました。 今ではすっかりのめり込んで、週3回、各4時間ほど通っています。 つい先日も、親しい仲間同士で本栖湖に行き、麻雀合宿をしていたんですよ笑」

健康麻雀を通じ地域の人々と関わることで、人間関係が広がり、生活が豊かになったという安田さん。 他にも海外旅行や歌舞伎、コンサート、ジムへ出かけるなど、まさにアクティブライフを満喫しています。 

 

人との関わりが自然にあること

「私は元来社交的な性格ですが、人と関わることが苦手な人も多いですよね。 ホームでは無理に入居者同士で交流をしなくても、スタッフが『いってらっしゃい』『おかえりなさい』と声をかけてくれ、誰かがそばにいる安心感があります。 保育園が併設しているので、子どもたちとの関わりが日常的なことも楽しみのひとつですね。 人と関わりや見守りが自然にあることが、ホームの魅力ではないでしょうか」。

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併設する保育園の先生・園児とホームの庭で立ち話。話題は先日の消防訓練について。「先生、子どもたちを避難させるのは、一苦労でしたね。」
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ホームのご入居者・スタッフとともに、東京スカイツリーへ日帰り旅行。(左から二人目)地上31階のレストランで豪華なランチを楽しみました。